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李牧_初めて2★ ページ11

「李牧様…Aです、いらっしゃいますか…?」


「A、よくここにいる事がわかりましたね」



そこは古い木簡が多くある小さな部屋だった

李牧はここで木簡をよく読んでいたのを知っている


今日はここで書き物をしていたようだ



「実は李牧様に聞きたいことがあって…」


「何でしょう?」


作業していた手を止めこちらをまっすぐ見る



「り、李牧様と恋人らしいことをしたいと
 思っているのは、私だけなのでしょうか…」


心臓の音がものすごく大きく聞こえた


すると李牧はこちらに向かってきて
Aを抱きしめた


「誰に吹き込まれたのかは想像が付きます。
 私はAが大切だから軽々しく出来ないのです。」


「それと、一度そうなってしまうと
 歯止めが効かなくなりそうで。
これでも我慢しているのですよ?」


あまりにストレート過ぎて
聞いているこっちが恥ずかしい

うつむいて真っ赤な顔を隠した


「A、キスしてもいいですか?」



うつむいたまま小さくうなづいた


頬を撫で頬に一つ唇を落とした後唇へ

触れるだけのキスから少しづつ深くなっていく



「はぁっ、っ…」


初めての李牧とのキスに呼吸があがり、
わかるのは心地よいということだけ


「そんな顔をされると、帰したくなくなりますよ」


「私だって、もう大人です」


「おや、大人を甘くみていませんか?」


するとさっきまでとは比べ物にならないくらい
深くて激しいものに変わった

舌が絡まり、水音が何ともいやらしい


同時に李牧の手がAの衣服越しに
胸、腰と触れてゆく


Aに限界が来たようで
ガクンと膝から崩れ落ちそうになったところを
李牧に抱き止められた


「これ以上はここではちょっと…ですね」


ひょいと抱き抱えられ、李牧の自室の寝台に降ろされた


「Aの初めてをもらっていいですか?
 まあもう、嫌だとは言わせませんが」


李牧が覆い被さる体勢で
さっきのキスの続きが始まった

衣服をはだけさせ、自分の物と言わんばかりに
印をつけて満足そうな顔を見せる


「っりぼく、さま」


まだ始まったばかりなのに
一つ一つの動作に心臓がもたない

李牧の服の裾を掴んでキスをせがむ


「まったく貴女は私を煽るのがお上手だ」



ーーーーーーーー

A あれ、なんでこんなに腰痛いんだろう

李牧 やはり昨夜は無理をさせてしまいましたね

A っ////?!(そういうものなの?!)

昌平君_夢の中→←李牧_初めて



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設定タグ:キングダム , 李牧 , 昌平君   
作品ジャンル:恋愛
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Lin(プロフ) - ぽむさん» コメントありがとうございます!続編の方に蒙恬新作アップしました!最近アニメ見て蒙恬熱が上がってます。笑 他の展開も書く予定ですのでよろしければお付き合いください! (2021年7月7日 13時) (レス) id: f3bf054ccf (このIDを非表示/違反報告)
ぽむ - いつも楽しく読ませて貰ってます!蒙恬のお話リクエストします!楽しみにしています! (2021年7月7日 4時) (レス) id: 647e3af02d (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - 続編も楽しみにしています! (2021年7月5日 10時) (レス) id: e64872b0e0 (このIDを非表示/違反報告)
Lin(プロフ) - ちぃ様いつも読んでいただきありがとうございます!こちらのページがいっぱいになったので続編作成中です!近日中に公開予定なので続編も読んでいただけたら嬉しいです^_^ (2021年7月4日 19時) (レス) id: f3bf054ccf (このIDを非表示/違反報告)
.(プロフ) - お返事ありがとうございます!楽しみにしてます>< (2021年6月13日 16時) (レス) id: 86ec3e8020 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Lin | 作成日時:2021年1月17日 2時

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