Episodio 37 ページ39
グリム「でも...入学初日で退学って、もっとダセー気がするんだゾ」
グリムの一言がかなり効いたのか2人は黙りこくってしまった
『この際全部はっきり言おう
僕はあの怪物に近しいものと戦った事がある。それも一度や二度じゃない
だから...本気でやれば決して倒せない敵ではない』
三人「「「えっ！？」」」
『だけど魔力の事は以前グリムには話したけど魔力は僕にとって命綱、だから使いすぎたら死に至る
もう一つの力は強力な上に長いこと使ってないから細かなコントロールは多分すぐには出来ない、だから鉱山の中のような狭いところだと皆を巻き込む可能性がある
そんなの可能性がある以上....いや他にも理由はあるが出来れば使いたくない
けど僕は魔法石を諦めるつもりもないし、2人を退学にするつもりもない』
三人「「「.....」」」
さっきと打って変わって真剣に話していく彼女の言葉を喧嘩していた二人だけでなくグリムも静かに聞いていた
だが次の瞬間三人は見とれることになる
『それに僕さ、長い時間ずっと一人でいてそれが当たり前になっていたから二人から一緒に来てくれてすごく嬉しかった
だから絶対2人のことも魔法石のことも、諦めたくない
だからさ、皆で魔法石を取って、皆で学園に帰ろ？
大丈夫、2人ならできるよ、絶対大丈夫』
微かな月明かりに照らされた彼女の美しくも幼さが残る笑顔に
【私には分かる
私の真剣な気持ちをちゃんと聞いてくれてる二人は、悪い人たちじゃないってことを
ちゃんと話せば分かってくれる人たちだってことを
まだ知り合って間もないけど、人って生き物は良いところも悪いところも全て行動や言動で分かったりする
だからちゃんと分かってくれるって思うんだ】
エース「……はぁ。わぁったよ。やればいいんでしょ、やれば！」
『うん！エースならそう言ってくれると思ってた！』
エース「うるせ」
エースは目を逸らして照れたように一言そういった
それを見たグリムがエースを茶化して取っ組み合いが繰り広げられた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 201人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紅月言葉(プロフ) - 教えて下さりありがとうございます (2020年5月16日 6時) (
レス) id: e92790b276 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい。違反なんですよ。作品を作る前にルールというものをきちんと確認する事から始めてはいかがですか？ (2020年5月16日 6時) (レス) id: cab98899f4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紅月言葉 | 作成日時：2020年5月16日 2時
