. ページ15
.
カメラを止めてからも、二人で話していると
メイクを終えたジェノがやってきたからまたカメラをつける。
HC「ジェノさんこんにちは〜」
JN「こんにちは笑」
ジェノはニコニコの笑顔のまま俺の腕をAから振り落とすと、
暑苦しかったでしょ、とAに優しく笑いかけた。
HC「ねえひどくない？」
『仕方ないじゃない、事実なんだから』
HC「ジェノの優しさに甘えてたら世の中生きづらくなるよ」
『はいはい、ヘチャンはあそこで私たちのこと眺めてるジェミンの所でも行ってらっしゃい』
そんなAの視線を辿れば、
ジェミンがスマホ片手にこちらに手を振っていた。
仕方ないからカメラを切り、二人を置いてジェミンの元に行くと、
何してたの、と聞かれたからインタビュー打ち切り、と返す。
お前こそ何してたの、と言えば、
Aの観察〜と当たり前のように返されてビビった。
HC「あいつの観察してて楽しい？」
JM「逆につまらないの？」
HC「まあそうだけど、見慣れたじゃん」
JM「ヘチャンはまだまだ分かってないなあ、よく見なきゃダメだよ」
よく分からないのはそうだけど…
とりあえず、ジェミンの隣に腰掛けてAを眺める。
ジェノに、髪の毛巻いてもらったの？と言われて、
ちょっとだけ、と言いながら髪を触るA。
HC「…面白い？」
JM「まだまだ〜」
するとその髪を見たがったチョンロとチソンが、
カメラ片手にAの周りに寄ってたがる。
二人とも身長が高くなったから、
間に挟まれてちょっと小さく見えるのがいつも面白い。
.
HC「…俺にはわかんねーわ」
JM「ははっ、だよねえ」
するとサイダー片手に持ったマクヒョンが、
Aの元にやって来て、髪に触れる。
可愛いじゃん、と言ってサイダーを渡すと、
ほっぺをムギュっ、と摘んで…
HC「あれ、ジェノ」
JN「なーに、Aのこと観察してるの」
JM「あれ、バレちゃった？」
A観察は、目の前に壁のごとく現れたジェノによって遮られてしまった。
.
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2185人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちょんぽむ(プロフ) - SFさん» そんなたくさん褒めていただいて嬉しいです…🥲こちらこそ読んでくださりありがとうございますの気持ちで書いております……。いつも素敵なコメントありがとうございます…💚 (2021年12月8日 15時) (
レス) id: 90aabf5f61 (このIDを非表示/違反報告)
SF(プロフ) - 本当に、展開が凝っていてすごく引き込まれます。毎回毎回、本当すごい、、、文才、、、、書いてくださってありがとうございます、、の気持ちで読んでます。ジェノリーが指輪渡したの最高だし、マークが不安になっちゃうのも可愛いです。更新ありがとうございます！ (2021年12月6日 1時) (レス) @page39 id: 3dff394c60 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんぽむ(プロフ) - ruiさん» 了解です〜！面白そうです…今から書くのが楽しみです、ありがとうございます！ (2021年12月1日 22時) (レス) id: 90aabf5f61 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんぽむ(プロフ) - まいさん» ええん嬉しいです🤏これかも可愛いマクちゃん書きますね…笑 (2021年12月1日 22時) (レス) id: 90aabf5f61 (このIDを非表示/違反報告)
rui(プロフ) - リクエスト失礼します！時期はなるべく最近で、週刊アイドルのランダムダンスでかわいい系もかっこいい系もなんなく踊っちゃうお話が見てみたいです！(apinkさんのMr.chuとかSEVENTEENのHITとか) (2021年12月1日 17時) (レス) @page1 id: 500dd51282 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちょんぽむ
| 作成日時：2021年11月14日 22時
