二人の夜空 ページ1
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JENO side
Aお散歩したい
そんな連絡が来たのは、今から三十分くらい前のこと。
突然それだけ送られてきて、真っ直ぐにAの家に向かってしまう俺は本当に単純だと思う。
貰った合鍵さして、家に入ればソファで横になってるAが居た。
ちゃんとお散歩する意思はあるようで、机の上には帽子とマスクが既に準備されていたけど。
JN「お姫様〜お姫様抱っこして行きますか〜」
『あーもうやめて、シズニ達の間でめちゃくちゃ弄られてるんだから』
JN「へへっ、またドリショの時してあげる」
『うーん…してもいいけど、ちょっとだけね』
あれ、いつもなら嫌がるのに。
どこか素直なAは、お散歩行くから引っ張って、って俺の方に両腕を差し出した。
JN「急に甘えん坊さんだね」
『甘えたい日ってない？』
JN「俺はいつもだけど？」
『おお、今ならたくさんキスしてあげられる』
JN「…お散歩行きたくなくなってきた」
『いきまーす』
Aが早く引っ張って、と急かすから、その腕を引っ張ってあげると、ありがと、ってキスされた。
相変わらずAの方が上手だ、カップルって結構彼女の方が上手になるって言うけど俺達も例外ではないらしい。
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そんなAに振り回されながらも、真夜中の道を隣で歩く時間が思ったよりも俺は好きみたい。
人気なんて全くなくて、少し怖いくらいの真っ暗な夜は、俺たちにとっては二人だけの世界になれる時間。
普段、あまり二人でデートしてくれなくて、バレちゃうと大変だから、なんて二人きりにしないために大体チョンロかジェミンが着いてくる。
それじゃいつもと変わらないじゃないかって思うけど、チョンロなんて慣れたもんで黙ってスマホいじって二人の空気にしてくれる…けど、やっぱり違う……
『ジェノ、手繋ぎたい』
JN「…何かあったの？」
『…甘えたい時って、あるでしょ』
Aの甘えたい日、それはきっと…
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『…ホットミルクに砂糖いっぱい入れて飲みたい、そんな感じの疲れって分かる？』
それはきっと、ギリギリまで来てしまった時。
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とも(プロフ) - ちょんぽむさん♡番外編ありがとうございます！ほっこり癒されましたー(*´∀｀*)♡ (6月28日 6時) (
レス) @page42 id: 69d2a3416e (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - 何度も読み返すほど好きな作品でどりみんの亡霊なので番外編とっても嬉しかったです🥹✨また機会がありましたら、主人公ちゃんがジェノに対して嫉妬してジェノになだめられる系のお話を読んでみたいです！他作品もいつも楽しく読ませて頂いています🍪 (2023年1月16日 20時) (レス) id: bdf485a7cc (このIDを非表示/違反報告)
ちょんぽむ(プロフ) - maa3xxxさん» お待たせしました…🥹💚こちらこそ喜んでくださってとっても嬉しいです…！読んでくださってありがとうございます…！💚💚 (2023年1月10日 18時) (レス) id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
maa3xxx(プロフ) - どりみん番外編幸すぎました😭見れると思ってなかったから嬉しすぎる...ありがとうございます🥲🥲🥲 (2023年1月9日 2時) (レス) @page39 id: 54811b3d0e (このIDを非表示/違反報告)
ちょんぽむ(プロフ) - 豆粒さん» 了解です！他作品を優先して更新しているためお時間かかるかもです、ごめんなさい😭 (2022年10月20日 18時) (レス) id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょんぽむ
| 作成日時：2022年9月27日 23時
