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青side
誘っては断られ、誘っては断られ。
初めのうちは断られる度にダメージを受けてたけど、慣れとは凄いものでもはや断られる事に慣れてきた。
重岡も協力してくれてなんとか話せへんかと頑張ってるけど、相当俺が嫌なのか見事に全部断られてる。
そんな日々が何日も続いた。
今日は部活ないから教室でゆっくり日誌書いてたらウトウトして来て、はっと気づいたらもう周りは日が沈みかけている。
下校まで時間もないので急いで日誌を書き終えて、�陲舛磴鵑謀呂靴帽圓�ために足早に教室を出た。
階段をおりて、このまま真っ直ぐ進めば突き当たりが職員室。
丁度生徒と先生がドアの所で話し込んでいる。
話しているのは�陲舛磴鵑函�
とも子ちゃん。
一気に胸が高鳴った。
走って行きたい衝動を必死で抑える。
あそこに行ったって何も話せないやろうけど、それでも良いから近くに行きたかった。
あわよくば仲良くなれへんかな、なんて事も思いつつ少しだけ早歩きで職員室に向かう。
歩き出してすぐ、�陲舛磴鵑�あの子の顔を覗き込んだ。
何かの拍子にぶつかってしまいそうな位近い位置にある顔と顔。
話している内にみるみるあの子の顔が赤くなっていく。
その顔を見た途端、俺の胸にはびこる黒い嫉妬心。
初めて会った日、あの大人の人に抱いたのと同じもの。
頭撫でられて、顔赤くして、嬉しそうに笑う。
そんな笑顔俺には見せてくれた事ないのに。
あぁまたチリチリと胸が痛む。
進んでいたはずの足はいつの間にか止まっていて、その距離がいつまで経っても進展しないあの子との関係を表してるみたいでムカついた。
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作者名：うのせうせせと | 作成日時：2020年7月30日 21時
