こんなはずじゃなかった彼氏編(JW青×JW緑) (ページ1)

今日:4 hit、昨日:7 hit、合計:75,515 hit

1 ページ1

青side

生きてきて17年間、今まで女の子に困った事は、
ない。

自分で言うのもあれやけど、正直顔は整ってる方やから見た目で寄ってくる女の子は沢山いた。
そういう子と、テキトーに付き合ってテキトーに別れて、青春もそこそこ謳歌して来た。

高校に入って怖い噂が知らん間に流れてたけど、俺の見た目が気に入らん先輩が殴りかかってきたから返り討ちにしただけ。
それをたまたま見た奴が皆に言って回って噂に尾ひれが着きまくって近づいてくる奴は減った。
それでも、不自由はないし、そう言う噂に惑わされんホンマに信用出来る友達も出来た。

それが望。

めっちゃイケメンやのに話してみると小ボケを頻繁にかましてくる面白い奴。
女の子に関して同じような境遇だった事もあってすぐに仲良くなり、高校からの友達とは思えない程信頼していた。

そんな望が2年になってすぐ位のある日、真剣な顔して屋上で飯食おうと言い出した。
相談したい事があるから周りに人が来ないような所選んだって感じかな。
なんとなくそういう雰囲気を察して、その日の昼は早く食べおわれる物を選んだ。