【名探偵コナン】ワンコ系彼女2【ジン】

アニキについて　 ページ48

俺はウォッカ、尊敬するアニキと共に今日も任務を遂行しようとしている

そんな俺は本日もアニキが機嫌よく仕事を終えるため、手間を抜くことはない



ウォッカ「アニキ、本日の取引はメールで伝えた通りですぜ」

ジン「ああ・・・あの方からの指示は出ている。決裂なら殺しても構わねえ」

ウォッカ「分かりやした」


そんなことを言うアニキ

しかし最近はNOCの始末以外での殺しは極端に減った

たぶんそれはAさんが関係していると分かっている



殺しの仕事の帰り、たまたまAさんを見かけた時、アニキは反射的に隠れていた

それがどういう意味か分からない程俺は馬鹿じゃねぇ


Aさんに会いに行くときは必ず血と鉄砲の煙の臭いを落としてから行く

今では普通になったが、最初は手で触れることも少し躊躇していたようだった

そんなこともあってか、俺は極力アニキに殺しの任務が向かわないように任務を分配している

組織には殺しが好きなスナイパーがいるから喜んで承諾してくれたしな









ジン「それで、どうなんだ」

取引でもジンのアニキは発砲するまでにも時間を費やすようになった

今までは威嚇にしてもよく撃っていた



役員「そ、そんなの無理だ！俺たちが捕まっちまう！！」

ジン「・・・ここで死ぬか捕まるか・・・どちらかだ」


今もだ

今までなら『なら死ね』で終わっていたはず、それがこうも変わった



役員「ひいい、わかった！！分かったから殺さないでくれ！！」

ジン「それでいい、早く失せろ」



俺は本当は知ってやすぜ、アニキ

その変わらぬ表情の中では殺さなかったことに安堵しているアニキがいるってことを



ジン「あの方に報告だうまくいったとな」

ウォッカ「分かりやした！！」


俺はAさんに会う前のアニキも知っていやすが、今のアニキの方がかっこいいと思いやす！！

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