【名探偵コナン】ワンコ系彼女2【ジン】

修羅場 ページ41

Aは今日もジンのために料理を作ろうとスーパーにきていた

彼はとても不摂生だから鶏肉を食べさそう・・・

そう思っていると目の前から沖矢さんが


学校外で会うのは珍しく楽しげに話しながらカートを押していた



それまではよかった






A「安室さん・・？」

安室「・・・」

沖矢「どうしました？・・・これは」


よし、決めたカレーにしようと、カレー粉コーナーに向かっているとフリーズした安室さんが




A「・・安室さん？」

ん、またジンは彼に仕事をたくさん任せているのだろうか、だから反応が遅れているのか？




そう思い首をかしげていると、いきなり視界が揺らいだ



A「おおっふ？」

安室「・・・Aさん何もされていませんか？」

A「えっと・・沖矢さんにですか？」

安室「そうです、あいつは危険な奴ですからね」

沖矢「これはこれは、心外ですね」

安室「しらじらしいぞ！赤井！！」

腕をひっぱられ、安室さんの背中越しに沖矢さんが見える



ええ〜、なんだか修羅場に巻き込まれてしまった・・・赤井って誰？

そう思いながらも言葉にする勇気はなく

にんじんを持つ沖矢さんと食パンを持っている安室さんに視線を向ける



安室「こんなところに何の用です」

沖矢「買い物、意外に何か？」

安室「・・・Aさんは(FBIに)渡さない」

沖矢「熱いメッセージですね」




乙女ゲーかな？

そんな時、Aの携帯が鳴り響いた



A「ん・・・うわあ・・・」

この場をもっと修羅場にするであろう『ジン』だった

しかし出ないと鬼のように留守電を入れるのでとりあえず


A「もしもし？」

ジン『・・・声が沈んでいるがどうした』

A「ジンの声聞いて安心しちゃって」

ジン『そうか、何かあったならすぐに言え』








安室「Aさんは渡さないと言っているだろう！！！」

沖矢「こちらにも言えない事情がありますからね・・・Aさんからは引いてもらいましょう・・・！！」




A「・・・・」

ジン『・・・・・今どこにいる・・・』

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