【名探偵コナン】ワンコ系彼女2【ジン】

風邪 ページ15

A「ジンも風邪ひくんだね」

ジン「それはどういう・・・ｺﾞﾎ」



長い間連絡が取れず、また出張なのかと心配していたAが

音信不通三日目にしてウォッカから




ウォッカ『アニキが風邪をひきやして・・・』

A『え、今ですか？』

ウォッカ『えぇ、それで連絡をしてなかったんですけど・・Aさんの助けがほしくて・・』

A『・・・機嫌悪いんですね』

ウォッカ『お嬢〜！！！』



話によれば、自らAに連絡は取るなと言ったくせに

会えないなら会えないで機嫌が悪くなっていたらしい


『男二人でいたら機嫌も悪くなる』とジンは文句を言いながらAの寝室で寝ていた



A「まずご飯食べれる？」

ジン「食欲がねえ」

A「けど食べないと薬飲めないよ？」

ジン「・・・」


Aは何か言いたげなジンの顔を見るとキッチンへと向かった






A「はい、卵がゆ。熱いからゆっくり食べてね」

しばらくしてAはお皿に入った粥を持ってきたのだが、ジンは全く動こうとしない


A「・・もしかして関節もいたいの？」

ジン「・・・！・・ああ」

A「じゃ、はい、あ〜ん」


Aは木のさじに少量の粥をのせジンの口元へ運ぶ


A「おいしい？」

ジン「ああ・・」

ジンは抵抗することもなく粥を食べ、また口を開いた


A「(なんだか小鳥に餌をあげてるみたい・・)」

ジン「A？」

A「はい、あ〜ん」

ジン「・・」







A「そういえば、玄関からここまで自力で来たよね」

ジン「・・・ああ」

A「ベットに入ってから関節が痛くなったってこと？ありゃ、悪化してる・・どうしよう」

ジン「・・痛いのは治った」

A「じゃあ、ゼリーは一人で食べれる？」

ジン「・・・痛い」

A「はいはい♪」

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