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「おまえ、縮んだか?」
「!!」
気づかれた。
そう思うと、冷や汗が体を伝った。
だが、草太との体格差はほぼない。
「動きもそうだ。前よりも立ち直りは速くなっている。が、詰めの甘さが一層酷くなった。それどころか動きの一つ一つが弱々しい。俺がいない間なにをしていたんだ?」
「!! すみません!!」
そうだ。草太の代わりに夢を叶えると誓ったんだ。おそらくこの男が藤畑葉一郎。僕の師範となる男だ。
「……まあいい。とりあえず、まずはその細っこい体から直していくぞ。この山を三周そしたら下山しろ」
「は、はい!!」
そうして僕の修行が始まった。
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作者名:ナイトロン | 作成日時:2019年9月3日 23時