検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:934 hit

ページ6

「おまえ、縮んだか?」

「!!」


気づかれた。


そう思うと、冷や汗が体を伝った。
だが、草太との体格差はほぼない。


「動きもそうだ。前よりも立ち直りは速くなっている。が、詰めの甘さが一層酷くなった。それどころか動きの一つ一つが弱々しい。俺がいない間なにをしていたんだ?」

「!! すみません!!」


そうだ。草太の代わりに夢を叶えると誓ったんだ。おそらくこの男が藤畑葉一郎。僕の師範となる男だ。


「……まあいい。とりあえず、まずはその細っこい体から直していくぞ。この山を三周そしたら下山しろ」

「は、はい!!」


そうして僕の修行が始まった。

6→←4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.2/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:鬼滅の刃
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ナイトロン | 作成日時:2019年9月3日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。