異義アリ!05 ページ5
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私は審判を頼まれる。
審判といっても、ボールがアウトかインかを見定める、簡単なほうの審判だ。
「オラオラ(名字)!てめぇなんで潔子さんに仕事押し付けてんだよォ!!」
「は!?べつに押し付けてないし!日向と影山呼びに行ってただけだし!
そもそも外で練習させるなよ!」
「それはあいつらが悪いだろ!」
「教頭のかつらぶっ飛ばしたとき
(※縁下談)
そんなこんなで会話していると、大地先輩が黒い笑顔を浮かべて田中の元へ行く。
ポツリ、と何かを伝えたら、田中は瞬間的に顔を青くして視線を逸らした。
……こえぇ。
「(名字)?」
「あっ、ハイ。すみませんでした」
「わかればいい。わかればな?」
「……。」
作戦板を出そうと、
そこにいたのは、スガさん。
黙って折れたモップを見ていた。
「…、すーがーさーん!」
「!?うおっ、(名字)!??」
「どうしたんですか? 作戦板なら私出しますけど」
「あー、いや…、モップ出しに来たんだ」
「そうですか!お疲れさまです!」
明るく振る舞うと、スガさんはニコッと笑って、
「気遣いは嬉しいけど、ちょっと黙ろうな」と言われた。
……なんでだろう、反応が冷たいような気がする。
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□色(プロフ) - ほのぼのボーノさん» ありがとうございます。早くもコメントをいただけて光栄です(^^) 更新頑張ります! (2017年5月9日 22時) (レス) id: 6799536af4 (このIDを非表示/違反報告)
ほのぼのボーノ(プロフ) - 続きが気になります!更新頑張ってください!!応援してます!! (2017年5月9日 19時) (レス) id: 625573f22e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:□色 | 作成日時:2017年5月9日 19時