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マク「へぇ〜…ロンジュンが恋かぁ」
RJ「そういうのじゃねぇよ」
また別の日、図書室から本を片手に戻ると、
また行ったの?と俺を見る隣の席の奴…いや、マクヒョンの彼女と、その子について話す。
マク「名前は?」
『A、ってヤツ。知ってる?』
マク「聞いたことあるような…まぁ同じ学年だけどクラス遠いから顔までは分かんないかな。」
だよな…そもそもこいつ、そんな女子とつるむ事無いし、尚更か。
そんな時、あるものを無くしたことに気づく。
RJ「…無い、」
マク「何が?」
RJ「やばい、学生証無くした」
あれが無いと本を借りれないどころか、
学校にも入れないのに…。
マク「え、嘘?…図書室に置いてきたんじゃない?」
RJ「…あー、それだ、放課後探しに行かなきゃ」
放課後はヘチャンと帰るはずなんだけどな…
あいつ待ってくれるかな、いや待たないな。
そんなことを思っていると、
クラスの女子に呼ばれる。
「ロンジュン、なんか呼ばれてるよ」
RJ「誰?」
「わかんない、ほら、あの子」
そう言われ、ドアを見ると、
RJ「…あ、A、」
マク「あー…あの子?」
控えめに俺に手を振るAがいた。
『これ!忘れてたから届けに来たの。大事にしなきゃダメだよ笑』
そういうAの手には、俺の学生証。
RJ「うわ、放課後取りに行こうと思ってたんだけどよかった…ごめんな遠いのに、」
『ううん、大丈夫!』
すると、俺の奥を見ると、
『…あの子が、その、前話してた、先輩と付き合った子?』
RJ「あーそうそう、」
一回話してみてもいいんじゃないか、と思い、
そいつに手招きすれば、すぐやってきた。
マク「こんにちは、ロンジュンから聞いてるよ笑」
『えぇ…何言ってるの?』
RJ「別に…」
すると、 俺の肩に手を置いて、
マク「ロンジュン、いい子だからよろしくね?」
RJ「おい、やめろよ笑」
なんて言うから、
『…これからも、仲良くするねっ』
とだけ言って、時間やばい!と言いながら帰っていった。
…心無しか、耳が赤く見えたのは、気のせいだろうか。
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リュイ - 世界線変わってもチソンくんへの愛が変わらないナナ様に安心しました笑 (2021年8月22日 11時) (レス) id: 2183f1b6e8 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんぽむ(プロフ) - nctLoveさん» お久しぶりです〜!大好きだなんて嬉しいです!!書く予定で進めさせていただきます!いつもありがとうございます! (2021年2月1日 21時) (レス) id: 90aabf5f61 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんぽむ(プロフ) - Salaさん» わ〜ありがとうございます…!書く予定で進めます! (2021年2月1日 21時) (レス) id: 90aabf5f61 (このIDを非表示/違反報告)
nctLove - ちょんぽむさん» お久しぶりです!チソン君最高でした…!ソンタロも見たいし、私もこのシリーズ大好きなので待ってます!ちょんぽむさんのお話は全て面白くて大好きです!またコメントするのでよろしくお願いします~! (2021年1月31日 22時) (レス) id: 173906b15c (このIDを非表示/違反報告)
Sala(プロフ) - ソンタロちゃん達待ってます! (2021年1月31日 7時) (レス) id: 808f5ff910 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちょんぽむ | 作成日時:2020年9月20日 12時