dream in the school

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俺らが仲良くなったのは、

前回の席が、俺が後ろでAが前だったから。




そう、俺は男だし、うん。

たまたまシャツから透ける下着が気になって、

ずっと見ていたんだけど、




HC｢…水色、｣

『……ん？ちょ、まさか、』




無意識にその色を口に出しちゃって、

まずい、と思った時にはもう遅く、

振り向いたAは顔を真っ赤にさせて、






『この…変態っ！！』






と、俺の肩を思いっきりぶっ叩いた。








＿＿＿＿＿と、いうのが最初の会話だったんだけど、



そこから何となく話すことが多くなって、





HC｢…お前、ノート綺麗だな｣

『ほんと？！私、ノート綺麗にまとめないと勉強する気が起きなくて…』

HC｢……あ、なぁ、ちょっと見せてくんね？｣

『え、いいけど、』




それをきっかけに、俺はAにノートを借りるようになった。

ちゃんと、返す時はメッセージとかわいいイラスト付きで。




『…何これ、くまちゃん？』

HC｢俺に似てかわいいでしょ？笑｣

『どうだか…笑』








あと、これは今の席じゃ出来ないけど、



『…あっ、ちょっと！』

HC｢へへん、スキあり｣



必殺ブラホック外しもよくしたものだった。



毎回めっちゃ怒られるけど、

Aが可愛いんだから仕方ないじゃん？






単純かもしれないけど、

この二回の席替えで、

俺はAに"好き"という感情を抱くようになった。





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