続:君となら2

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無事衣装にも問題なく









一足先に帰ることになった









みんなに挨拶をして







中辻さんに出口まで見送られる









中辻｢次に会うのはライブかな？来るんでしょ？｣









｢あ、はいっ！チケット用意してくださってるみたいで･･･｣









誰とは言わないけど









中辻｢それじゃ、ライブ楽しみにしててね｣









｢はいっ！お疲れ様です｣








タクシーに乗り家に直帰した









…



…



…



そして遂にツアー初日









名古屋からスタートをきる








あたしが行くのは東京と大阪






貰ったチケットは無くさないよう








しっかりと引き出しに仕舞ってある









結愛｢今頃リハ中かなぁ〜｣









そんな中あたしはいつも通り服を売る









｢どうだろうね｣









さっきリハが終わったってLINEが入ってたよ








とは言えない









平日の夕方前





まったり営業の今日








服を畳みながら





そんな話をしていた









結愛｢そういえばっ！｣









｢ん？｣









結愛｢彼氏さんの誕生日うまくいきました？｣









｢あーうん。無事にプレゼントも決まって喜んでくれたよ｣









結愛｢よかったですねぇ！何にしたんですかぁ？｣









｢ピアスにしたんだ。どんな服にも合うようにシンプルなやつ｣









結愛｢へぇ〜ってか彼氏さんの誕生日って臣くんと同じなんですね！｣









あっ･･･





三代目ファンならそこ気づいちゃう･･･よね







しまった









｢そ、そうなの？！へぇ〜三代目の人も誕生日同じなんだ！すごい偶然！｣









無理やりごまかした









結愛｢まさか･･･彼氏さんって･･･まさかですよねぇ〜！｣









｢･･･さ！お客様もいないしバックヤード綺麗にしてこよっかな！｣









結愛の元から離れ





バックヤードに逃げ込んだ









｢やばいやばい･･･ファンの洞察力すごいの忘れてた･･･｣

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