続:君となら2

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衣装も無事に決まり









あたしが出来ることはもう








当日の成功を願うだけ









あの報道以来







あたしは時間が合えば彼の家へ行くようになった









今はリハでまた会えない日が続いてるけど･･･









それでも堂々としていられるのが









こんなにも清々しいなんて･･･









店にファンらしき子達が







毎日のように来るけど









前以上に笑顔でかわす余裕が生まれた









｢今日も遅いのかな･･･｣









ベッドに横になり









既読がつかないLINEを開く









ちゃんと寝れてんのかな









忙しいとどうしても






連絡が厳かになる









でもそれも覚悟してた許容範囲内









それだけ頑張ってるってことだもん








♬︎〜





｢わっ｣









広臣から3日ぶりの電話









｢･･･もしもし｣








臣『もしもし？ごめんねなかなか連絡できなくて』









｢ううん。忙しいんでしょ？お疲れ様〜｣









臣『あ〜Aの声聞いたら一瞬で疲れ飛んだ！』








たまに連絡が来た時








いつもこう言う







それがたまらなく嬉しい









｢あたしも。広臣の声聞いたら疲れ飛ぶよ｣









臣『まじ？ほんとは毎日電話したいんだけどさ･･･三代目の仕事も入ってきててあまりにもハードで･･･帰ったらすぐダウン』









｢無理しないでね？｣








臣『ありがと。･･･でさ、ロスのイベントなんだけど･･･A来てくれないかな』









｢えっ？！なんで？！｣









臣『･･･どうしても来て欲しい』









｢･･･休み取れるか確認してからでいい？1泊じゃ厳しいし･･･｣








臣『うんわかった。なるべく早く教えてくれると助かるかな』









｢わかったよ｣









話していくうちに




どんどん眠そうな声になっていき









電話を切った









ロスって･･･





またなんでそんな急に？









次の日出社するなり







祐子さんに説明をすると









あっさりと有休を取らせてくれた









3日間というロスに行くにはかなりハードな休みだけど









広臣にどうしてもって言われたら









行くしかないでしょっ

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