続:君となら2

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上がり時間が近づくにつれて









気持ちがソワソワしてしまう









結愛｢そんなに時計見て何かあるんですか？｣









｢えっ？！う、ううん別に･･･｣









そして5時になり







他の早番の子達よりも早く店を出た









店の外をキョロキョロと見渡すも









NAOTOさんらしき人は見当たらない









｢まだ来てないのかな･･･｣









N｢よっ｣









｢わっ！！！｣








後ろから急に声がして






大声が出てしまった









N｢ばかっ！変に視線集めるなっ｣









｢あ、すみませんっ･･･！｣









N｢ごめんね急に。ここ真っ直ぐ行ったとこにいい場所あんだけど、そこで話さない？｣








｢･･･わかりました｣









意外と






いつも通りのNAOTOさんに






なんだか拍子抜け









真っ直ぐ歩き








角を曲がると細い路地裏







そこにポツンと建つ









小さなカフェ









N｢俺の知り合いの店だから大丈夫｣









｢･･･そうなんですか｣









看板はCLOSEになっていて









当たり前に店内には客はおらず









N｢うっす｣









店長｢おっ来たか｣









ぺこっと頭を下げて挨拶した









少しして頼んでもないのに





コーヒーを出してくれた







｢あ･･･すみません｣








N｢悪いな。ちょっとの間借りるわ｣









店長｢俺奥いるから何かあったら声掛けて｣









N｢おぅ｣









NAOTOさんの知り合いさんがカウンターから消えると









N｢急に呼び出してごめんね。何の話かは大体察しついてるでしょ？｣









｢･･･はい｣









N｢昨日の今日で俺も全然把握出来てないから呼んだんだけど･･･｣









コーヒーを飲みながらNAOTOさんは







率直に話してきた









N｢回りくどいの嫌だから率直に聞くけど、臣と別れるってほんと？｣









｢･･･はい･･･｣









N｢今朝臣超元気なくてさ。目の下のクマも見たことないくらいひどかったし。聞いたらそういう話だったわけよ｣









｢･･･すみません｣









N｢いや、俺に謝らなくていいけどさ･･･臣は納得してなかったよ？武田さんに何言われたか知らないけど、俺らは2人の味方だって前に話したよね？｣








｢･･･皆さんの･･･迷惑になりたくないんです｣

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