216 ページ43
広臣「Aさんっ⋯！」
あたしを見るなり
心配そうな表情で立ち上がり
宮森さんに座るよう促される
宮森さんたちともう1人の男性から
少し距離をとるようにして座ると
誰かわからない人が口を開いた
「私は高木といいます。こういった問題事への対策チームを統括してます。高坂さんで間違いないですね？」
「あ⋯はい⋯この度はお騒がせとご迷惑をおかけし申し訳ありません」
頭を下げると
広臣「いやっ謝るのは俺の方だから⋯！」
宮森「ちょっと落ち着いて」
広臣「だって⋯！」
彼が反論をしようとした時
高木さんの大きめなため息が聞こえて
自分の背筋がピンとなる
高木「大体の経緯は登坂さんの方から聞きました」
なんて話したんだろう
変に庇ったりしてないよね？
高木「結果から申し上げると、お2人はしばらくの間会わないで頂きたい。もちろん連絡も」
広臣「そんなっ⋯」
「わかりました。私もそのつもりです。しばらくでは無く二度と会うつもりもありません」
広臣「Aさん⋯？！なんで⋯」
「彼とは特別な関係ではありませんし、そもそも興味もありません。たまたまお酒を飲んでいたせいで私がたまたまそばに居た彼に甘えてしまっただけです。全ては私の責任です。彼は一切悪くありません」
高木「そうですか。それなら話は早いですね。話のわかる方でよかったです。話は以上です。但し次同じようなことがあった場合は人事異動や最悪の場合この会社を辞める事にもなり兼ねないこと覚悟しておいて下さい。」
「はい。本当に申し訳ありませんでした。失礼致します」
何か後ろで彼が呼び止めていた気がしたけど
振り向くことなく
その部屋をあとにした
「これで⋯よかったんだよね⋯」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 578人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「登坂広臣」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユキ(プロフ) - よぴ子さん» 久しぶりです来月ライブ当選しました☺️♥️ (11月6日 15時) (
レス) id: e86d7cf610 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - よぴ子さん» 久しぶりですクリスマスライブ当選しました岩ちゃんポメラニアンに会える😍♥️ (2022年10月27日 20時) (レス) id: e86d7cf610 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - よぴ子さん» 久しぶりの更新嬉しいですね😊来週の日曜日臣ポメ君のソロライブ観に行きます(〃艸〃)♥️ (2022年4月13日 5時) (レス) id: e86d7cf610 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - よぴ子さん» 23日モニタリング三代目クリスマスイブmステEXILEと三代目出るから楽しみやったね(*≧∀≦*) (2021年12月4日 9時) (レス) id: e86d7cf610 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - よぴ子さん» 29日月曜日CDTVEXILE出るよやったね(*≧∀≦*) (2021年11月23日 9時) (レス) id: e86d7cf610 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：よぴ子
| 作成日時：2021年3月20日 0時
