君となら2

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最低限の調味料もあるし･･･







臣｢何作るの？｣







｢できてからのお楽しみ〜｣









野菜ないけど仕方ないっか･･･









サラミを小さくカットし





牛乳に調味料を適量･･･





オリーブオイルでサラミを炒めて･･････









｢･･･見られてると作りにくいんですけど｣









ずーっと隣で大っきい人が視界に入って



すごく作りにくい









臣｢だって見てたいんだもん｣









だもんって･･･




子供かっ









久しぶりにきゅんポイントをついてきた








｢わかったけど、少しだけ離れて？危ないから｣









臣｢はぁい｣









可愛いなもう･･･！









部屋に流れてる音楽に合わせて鼻歌を歌う彼の歌声が心地よくて

つい聴き入ってしまう









｢登坂くんってほんといい声で歌うよね｣









臣｢えっ？！そうかな･･･隆二の方がいいよ？｣









｢今市さんももちろんいいんだけど、あたしは登坂くんの方が好きかな｣









あれっなんか黙り込んじゃった･･･


反応無しですか？









｢登坂くん？｣









臣｢えっ？！あ、好き･･･ね。うん。ありがと｣









完成したものを盛り付けてテーブルに並べる






臣｢カルボナーラ？！あんな冷蔵庫の中身でできんの？！すげぇ！｣







1口入れる度に美味い！って言いながら
頬張る姿が可愛くて


思わずあたしまで笑顔になっちゃう









お腹もいっぱいになって少し眠くなってきちゃったな･･･








登坂くんが洗い物をしてくれてる間に



眠気が一気に襲ってきて





気がつくとソファで眠ってしまった









次に目が覚めた時には


ソファに横になってて

上にはブランケットが掛けられていた









｢ん･･･あれ･･･ここ･･･あっ！！ご、ごめんあたし寝ちゃった･･･｣







あれ、いない･･･









どこ行ったんだろ･･･




ゆっくり起き上がって





家の中を歩きまわる








下手に部屋を開けることはせずノックをして反応がなければ次のドア･･･







3つ目のドアをノックしようとした時





微かに彼の歌声が聞こえたきた









音楽かけてるのかな･･･





開けてもいいかな･･･








小さくノックをしても反応がなく




ゆっくりとドアを開けた

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