君となら2

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中辻｢それじゃ、イメージは大体決まったので細かい部分は後日お願いします｣







A、恭哉｢わかりました｣









色々また突っ込まれるのがめんどくさくて





まだ話してた恭哉を連れて直ぐにミーティングルームを出た









恭哉｢どうしたんですか？そんなに怒ったみたいな顔して。可愛い顔が台無しですよ？｣









君のせいだよっ！









｢誰のせいでこんな顔になってると思ってんの｣









恭哉｢え、俺なんか悪いことしました？てか飯どっかで食べます？｣








｢はぁ･･･もういいや。｣









この子わざとなのか天然なのかわかんない









臣｢Aさんっ･･･！｣








エレベータを待っていると登坂くんに呼び止められた









｢登坂くん･･･どうしたの･･･？｣









臣｢･･･飯･･･行かない？｣









時計を見るととっくに昼をまわっていた









でも恭哉がいるし･･･







ここで首を縦に振ったらなんて思われるか･･･









恭哉｢すいません。俺と飯行く約束してたんですよね｣









｢はっ？！｣









臣｢あ･･･そうなんだ･･･｣









そんな悲しそうな顔しないで･･･







でも今ここで君の手を取ることはできない









｢･･･ごめんね･･･｣









胸がズキ…ズキ…と痛む








臣｢･･･分かった。急だったし俺の方こそごめん｣









お願い







そんな顔しないで･･･









臣｢じゃ･･･お疲れ様｣









そう言って背中を向けて遠くなって行く









ほんとは今にでも呼び止めたい







君のそばに少しでもいたい












だけど･･･







それはできない








ごめんね･･･

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