君となら2

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あれっタクシーじゃないんだ







毎回タクシーを使う訳にもいかず


社用車をLDHから借りることになったらしい








軽バンに荷物を積む




トランクと後部座席にみっちり積み込まれたダンボール









この量一人はさすがに酷だね･･･







恭哉｢おれ運転しますよ｣







｢いや、いいよあたしするから｣









恭哉｢女に運転させるほど俺落ちぶれてないすよ｣








･･なにキュンってしてんのあたしは！









その言葉に甘えて助手席に座った








でもまぁ、こっちに来てから運転することも無くなったし







ちょっと運転怖かったからよかった･･･かな





何より今日のコンディションは最悪








この日は


スタジオではなくLDH本社









｢へぇ･･･ここが本社･･･｣






台車が置かれてあり



裏口から搬入する









恭哉｢着いてきてくださいね｣









仕事の時だけはちゃんと敬語使うんだよね･･






エレベーターで上にあがり


また進む









ひとつのドアの前で止まると





コンコンコンッ





恭哉がノックをしてドアを開ける









｢失礼します･･･あっ｣








そこにはGENERATIONSと三代目が勢揃い






オーラ半端ない･･･

なんかのお祭りですか？









亜嵐｢あっ！恭哉とAさんじゃん！｣





N｢なにお前ら知り合いなの？！｣







龍友｢こないだカラオケ行ったんすよ｣






岩｢え、俺誘われてねぇんだけどっ！なぁ臣さん！｣








岩田さんの言葉でハッとする




登坂くんもいるんだった･･･






N｢カラオケってどういうことだよ〜？｣






恭哉｢Aさんとデートしてたら龍くんから電話かかってきたんですよ｣








｢ちょっ･･･恭哉！｣





N｢いや、ちょっと待て。デートって言った？｣





岩｢しかも呼び捨て･･･｣









もう･･･最悪･･･








奥のドアが開きHIROさんが現れる




HIROさん･･･ナイスタイミング！！




って本物･･･！！




全員の背筋がピンと張り
一瞬にして空気が変わる









どうやら今日は

一夜限りの2グループ合同イベントの話が進んでるらしく

その衣装合わせ





他にも衣装協力はするらしいけど

この人達がうちのブランドを推してくれて
うちがメインで提供することになった





え、まだこの人達ツアー中じゃなかったっけ




もう次のイベントの準備？

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