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「ん・・・」









うっすらと目を開くと







またいつもと違う天井







ぼーっとする中も右手に違和感があり









あたしの右手を握ったまま








ベッドに突っ伏した壱馬









そうだ・・・あたし壱馬を入れてから・・・









壱「ん・・・・・・ぁれ・・・あっ!Aさん大丈夫ですか?」









「ん。ありがと・・・ごめんね」








ぼーっとするあたしの首元に手を当て








壱「んーまだ熱いな・・・やっぱ薬いるなぁ」









ガチャ…





ドアが開き今度は岩ちゃんが入ってきた









岩「おっAさん目覚めた?具合どう?」









「まだ・・・ぼーっとする・・・かな」








岩「じゃぁ薬飲も!お粥あっためたから食べて」









持ってきたのは






器に盛られた真っ白なおかゆ







「これ岩ちゃんが?」







岩「んなわけっ(笑)コンビニのだよ〜ごめんね作れなくて」









「ううん。ありがとう。いただきます・・・」









久しぶりに喉にものを通した








温かいのが喉を通っていくのがわかる








「・・・おいし」








そういえば






あたし一昨日からほとんど口にしてなかった









お粥を完食し







貰った薬を飲み









また横になる









岩「Aさん・・・臣さんのこと・・・少し俺らに任せてくれないかな」









「えっ・・・でも・・・迷惑じゃ・・・」









壱「全然迷惑じゃないすよ。むしろ・・・何とかしたいって気持ちの方がでかくて。Aさんは自分の身体治すことに専念してください」









「・・・ありがとう2人とも・・・」









2人の笑顔を見て





安心したのか








それとも薬の効果か








重い睡魔が押し寄せて






再び泥のように眠った

206→←壱馬side



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akari(プロフ) - 心の鍵を読ませて頂いてます。そして、この作品も読ませて頂きました。本当に最高でした。素敵な作品をありがとうございました。最後感動しました!休みの日は一気見してました。楽しかったですwww。よぴ子さんのお話大好きです。 (2020年11月14日 0時) (レス) id: e99803d4fb (このIDを非表示/違反報告)
よぴ子(プロフ) - 続編書かせていただきました!【With You】がそれとなりますので是非ご覧下さい^^* (2020年9月30日 21時) (レス) id: 0bb5de7a0a (このIDを非表示/違反報告)
marimo-omi(プロフ) - 楽しく読ませて頂きました!その後の2人が気になります!皆さん同様に続編希望です(≧▽≦) (2020年9月30日 13時) (レス) id: 23776adb74 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 完結おめでとうございます!もう涙涙でした。その後の2人の様子など続編期待しちゃいます(*^^*) (2020年9月24日 12時) (レス) id: 0498cf0682 (このIDを非表示/違反報告)
KK - 5章までお疲れ様でした!是非とも続編を希望したいです!!新作なども楽しみにしております。 (2020年9月23日 23時) (レス) id: 327e744779 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:よぴ子 | 作成日時:2020年9月18日 20時

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