検索窓
今日:20 hit、昨日:5 hit、合計:199,334 hit

201 ページ19

壱「わかりました。・・・じゃぁ助っ人呼びましょう」









「助っ人・・・?」









壱「さすがに俺一人では難しいんで・・・」









そしてどこかへ電話をかけ始めた









あたしを腕の中に包んだまま








壱「あ、岩さんお疲れ様です。すみません今お時間いいですか?実は・・・Aさんがピンチなんで来て貰えませんか?はい。臣さんの家です。自分もいます・・・わかりました。失礼します」








岩ちゃん・・・?









壱「岩さんならきっと・・・なんとかしてくれます。もちろん俺もなんとかします。だから・・・諦めないでください」









優しい言葉に「ありがとう」と頷いた









そして10分経たないうちにインターホンが鳴り









岩ちゃんを招き入れるため









ドアを開けると血相を変えた岩ちゃんが飛び込んできた








岩「Aさん?!?!大丈夫?!」









「だ、大丈夫・・・です・・・いや、大丈夫では・・・ないかな・・・」









壱「岩さんすみません。もしかして飲んでました?」









岩「うん、FULLMOONで友達とね〜でもAさんがピンチって聞いたら来るしかないじゃん?で、何があったの?Aさんの感じだと・・・ただ事じゃないね」









とりあえずリビングへ入り






家に広臣がいないことで







二人の間に何かあったことはすぐに悟られた







もう一度同じことを話すのは辛いだろうと








壱馬が変わりに話してくれた









すると、壱馬の時の反応とは一変










岩「はぁ?臣さんなにやってんだよ!!!」







広いリビングに岩ちゃんの怒号が響き渡った









壱「落ち着いてください・・・まだ何もわからないですし・・・あの臣さんが話もせずに出ていくって・・・おかしいと思うんです。あんなにAさんのこと大切にしてた人が・・・」









岩「いや、俺もそれは同感だけどさぁ・・・そんな言い方あるか?!俺だって臣さんだからAさんのこと諦めたのに・・・こんなになるまで傷つけるなんてどんな理由であれ許せねぇよ」









何も言えないあたしを置いて









2人は話し続けた









壱「とにかく、臣さんの本心聞かないと・・・」







岩「まぁ臣さんも肉食系とはいえ口下手だからなぁ」








壱「なんか、ツッコミどころがありすぎてどこから手をつければいいか・・・」








2人して「うーん」と腕を組んだ

202→←200



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (167 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
479人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

akari(プロフ) - 心の鍵を読ませて頂いてます。そして、この作品も読ませて頂きました。本当に最高でした。素敵な作品をありがとうございました。最後感動しました!休みの日は一気見してました。楽しかったですwww。よぴ子さんのお話大好きです。 (2020年11月14日 0時) (レス) id: e99803d4fb (このIDを非表示/違反報告)
よぴ子(プロフ) - 続編書かせていただきました!【With You】がそれとなりますので是非ご覧下さい^^* (2020年9月30日 21時) (レス) id: 0bb5de7a0a (このIDを非表示/違反報告)
marimo-omi(プロフ) - 楽しく読ませて頂きました!その後の2人が気になります!皆さん同様に続編希望です(≧▽≦) (2020年9月30日 13時) (レス) id: 23776adb74 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 完結おめでとうございます!もう涙涙でした。その後の2人の様子など続編期待しちゃいます(*^^*) (2020年9月24日 12時) (レス) id: 0498cf0682 (このIDを非表示/違反報告)
KK - 5章までお疲れ様でした!是非とも続編を希望したいです!!新作なども楽しみにしております。 (2020年9月23日 23時) (レス) id: 327e744779 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:よぴ子 | 作成日時:2020年9月18日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。