続:向日葵の恋2 (ページ7)

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｢そういえば･･･｣

臣｢ん？｣

ここまでちゃんと話してくれたのに

隠しておくのもと思い

昼間に起こった

知らない人に声をかけられた話をした

｢なんて返せばよかったのかなって･･･これからももしかしたらあるかもしれないし｣

臣｢･･･Aはどうしたい？｣

｢あたしは･･･堂々としたい･･･かな。でも臣くんの迷惑になることはしたくないから、臣くんの意見が聞きたいの｣

臣｢迷惑なんてならねぇよ。公認宣言してんだからAの好きにすればいい。ただ、認めたら顔が広まるかもしれない。そうなったら色々とA自身がめんどうなことになるかもしれない。俺も助けれる部分は助けたいけど･･･出来ないところもあるかもしんねぇから･･･それが心配かな｣

一気に話すと

あたしはうっすらと見える

彼の目を真っ直ぐに見つめ

｢あたしは大丈夫！臣くんの彼女にふさわしくドンと構えたいのっ｣

臣｢･･･無理してねぇの？｣

｢してないよ？むしろなんでもこいって感じ！なんか、ここ来たら不安なこととか消えちゃった！｣

そんなあたしを見て

フッと笑い

臣｢ほんっと変わってんな(笑)･･･Aとならほんとなんでも乗り越えれそうだわ｣

｢乗り越えるよ？一生に乗り越えていくって決めたんだもん｣

臣｢･･･キスしていい？｣

｢えっ？！そ、そんな改めて言わなくても･･･｣

改めて言われると

恥ずかしくなる

臣｢無性にしたくなった。愛おしいって思った｣

｢っ･･･いいよ･･･｣

彼の顔が近づき

そっと目を閉じると

柔らかい感触が唇に触れた