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臣「どう?気に入った?」









「うん!!すっごく可愛い!」









臣「じゃぁそれ着て帰るか」









「えっ?!何言ってんの?泥棒はダメだよ!」










臣「は?何言ってんのはあんただろ。買うんだよBuy!understand?」









「い、いや・・・でも・・・」








そんな高そうなの買えないよ・・・









臣「俺からのプレゼント」









「・・・え?あたし誕生日夏だよ?」









臣「クリスマス。鍵しかやんなかったから。ほんとは買うつもりだったんだけど忙しくてさ・・・って、忙しさ理由にするのよくねぇよな」









「全然!臣くんは忙しい人だもん!家政婦してたんだからわかるよっ・・・ほんとにいいの?こんな高そうなの・・・」









臣「元々そのつもりで今日はショッピングにしたから。気にしなくていい」









「・・・ありがとっ」







臣くんの優しさに






目の奥が熱くなるのを必死に抑えた









オープンテラスのあるカフェに入り









ランチをしていると









「Omi?」






え?





ネイティブな「おみ」が聞こえて






目をやると









金髪白人のお姉さん2人組が








満面の笑みで彼の前に駆け寄った









「ダイスキデス!!」とカタコトの日本語で言いながら握手を求めた









臣「Thank you.」








ネイティブな発音で








満面の笑みで握手に応える








そんなやり取りを






向かいに座りながら眺めた









すると、2人があたしの方を見ながら「Who?」と言った






誰?って?あたしのこと?









臣「Girl friend.あ〜んっと・・・fiance・・・かな」








白人のお姉さん達が「Oh〜!!」と笑顔で拍手してくれ








なにかめでたい言葉をかけてくれてる・・・気がする









そして手を振って席へと戻って行った








「ねぇ・・・さっきフィアンセって言った?気のせい?」









臣「気のせいじゃねぇよ。遅かれ早かれいずれはそうなるんだから海外でくらいそう言ってもいいだろ?」









「え・・・・・・フィアンセって婚約者だよ?わかってる?」








臣「俺そこまでバカじゃねぇよ」









「・・・そ、そっか・・・」







それ以上を聞くと泣いてしまいそうで









嬉しくてたまらないのを









彼に悟られないよう







コーヒーを飲んでごまかした

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ユキ(プロフ) - 大変な事ってどうなるのかな? (2020年8月27日 16時) (レス) id: 7bd6b3fcc4 (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ - 甘臣派です!物語が長いのは大歓迎です! (2020年8月27日 15時) (レス) id: 80d328af98 (このIDを非表示/違反報告)
MIKI(プロフ) - お話が長いのは大歓迎です!むしろ嬉しいです^ ^ 塩臣も甘臣も好きやけど…甘臣かな(//∇//) (2020年8月27日 15時) (レス) id: c9bbb5026c (このIDを非表示/違反報告)
MIKI(プロフ) - キャー(o^^o) (2020年8月27日 9時) (レス) id: c9bbb5026c (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - よぴ子さん» イチャイチャキャー(///∇///) (2020年8月27日 8時) (レス) id: 7bd6b3fcc4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:よぴ子 | 作成日時:2020年8月16日 2時

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