続:向日葵の恋2

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次の日







いつものようにスーパーで働いていると









また宏斗が来た








｢･･･何しに来たの？｣









宏斗｢三代目と付き合ってるの？｣









｢えっ･･･？！な、なんで？｣









宏斗｢テレビで見たしネットには写真載ってるし･･･目隠してても俺に分からないわけないじゃん｣









真剣な眼差しで言う彼に






嘘をついても無駄だと思った









｢･･･そうだよ｣









宏斗｢っ･･･そっか。･･･よかったじゃん｣









｢ん。そうだね｣









宏斗｢あんなに出回ってテレビでも流れてて大丈夫？｣









｢大丈夫って？｣









宏斗｢あの隠し方だとAだってわかる人には分かっちゃうよ。声掛けられたり変なの来てないの？｣









｢今のとこ大丈夫かな。まぁ来てももう隠すつもりないけどね。堂々とするって決めたの｣









宏斗｢そっか･･･A強くなったよな。元々強いけどなんっていうか･･･更にいい意味で･･･あの時の俺に叱ってやりてぇわ｣









｢ま、逃がした魚は大きかったってやつだよ。仕事中だからもういい？｣









宏斗｢あ、うん･･･何かあったら言えよ？俺に出来ることあったら･･･｣









｢ん。分かった｣









電話で言えるようなこと







わざわざ毎回言いに来なくてもいいのに









宏斗が言うように








もっと早く宏斗が変わってくれてたら･･･









またなにか変わってたかもしれないね









でもそしたら今のあたしはないか









それはやだな









だって






生きてきた中で








今が一番幸せなんだもん







それに負けず嫌いの血が騒ぐんだよね









バッシングや記者なんかに負けないぞって









大好きな人を守りたいって









こんなに強く思えたのは初めて

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