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「翔太には関係ない。これは俺とAの問題。早くAに代われよ。」
「Aちゃん傷つけんなって前々からあれほど言ったよな？今まで誰にも言わずに１人で乗り越えてきたんだよ。文句なんか言われたことないだろ？いっつも１人で抱えて我慢して。ふっかが今までAちゃんのこと大事になんかしてこなかっただろ？いっつも放置して他の女優先して。Aちゃん優しい子だから何も言わないからいいやとか思ってるんだと思うけど、他の女優先してんだったらもうAちゃんと別れろよ。」
「なんで翔太にそこまで言われなきゃねぇんだよ。」
「俺はAちゃんが好きだから。ふっかみたいなやつに渡さない。」
私は今まで黙っていたが、少しずつ口を開いた。
「辰哉、今まで黙って聞いてたけど辰哉は今まで大事な時に一緒にいてくれなかったし、浮気と言うか女の人いるのかな？っていうのはなんとなく気付いてた。でも問い詰めたらフラれるのが怖くて今まで言い出せなかった。でももうどうなってもいい。それは渡辺くんが傍に隣にいてくれるから。渡辺くんと知り合って色んな事を知って自然と笑顔になれたし、渡辺くんといると心地いいの。辰哉とはもう一緒にいられない。」
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作成日時：2023年6月15日 22時
