私生活 ページ3
私の私生活は基本家に引きこもり。
友達もいなければ彼氏なんかももちろんいない。
一人っ子だし。
オシャレもしたいけど、私なんかオシャレしても誰も興味なんかないだろうし、私なんかにはオシャレなんて似合わない。
その原因は中学時代にあった。
私のクラスには1番人気の美男美女がいた。
女の子の方は私の親友だった。
男の子の方は私の初めての彼氏だった。
ある日男の子に告白された私は舞い上がっていた。
ずっと私が想いを寄せていた相手だったから。
でもそれは全部嘘だった。
私をハメてみんなから笑い者にされ、遊び道具のように扱われた。
しかも1番ショックだったのが、裏では2人が付き合っていたこと。
2人共私を騙した。
それから私は誰も信じれなくなったし、友達や彼氏なんかいらないと。
でもそれは中学までの話。
高校生になったからには過去の事を忘れるくらいの楽しい私生活が送れるといいな。
ちなみにケータイは持ってるけど、両親の連絡先しか知らない。
友達の連絡先は1つもない。
だからケータイもほぼ使うことがない・・・
たまに何のために持ってるのか分からなくなる時があるけど、、、
中学時代のことは両親は知らない。
と言うか私が黙ってたんだけど。
心配とか迷惑をかけたくなかった。
私の事を大事に育ててくれたから。
私の趣味は色んな景色とか風景をケータイで撮ること。
休みの今日は外に出て散歩しながらいい写真撮れるといいな。
天気もいいし。
空の写真とか今の時期だと桜の写真を撮りまくった。
写真は私の唯一の癒し。
そしてお母さんが昨日の入学式の代表挨拶頑張ったからと今日は少し豪華な料理を振る舞ってくれた。
家族3人で囲む食卓。
これが1番幸せ。
こういうイベントとか何かあった時には必ずこうやってお祝いをしてくれる。
そんな両親が大好きだ。
これから私の身に何かが起こるなんてこの時はまだ思ってもいなかったのだから。
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作者名：Jasmine | 作成日時：2024年1月27日 10時
