～シェアハウスの恋～ (ページ10)

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蓮さんと照さんは優しいし話しやすくて楽しい。

２人のおかげで楽しめた歓迎会だった。

歓迎会のお礼にと私が片付けをする。

３人にはゆっくりしてもらった。

照さんはトレーニングに行った。

蓮さんはお風呂入りに行った。

翔太さんはリビングで１人でお酒を飲んでいた。

台所にいる私、リビングにいる翔太さん。

私達の間に会話はなく静かな空気が流れる。

私は片付けを早く終わらせて自分の部屋に戻ろうと手を動かしていた。

２０分ほどで片付けを終わらせた。

リビングで１人お酒を飲んでいた翔太さんはいつの間にかテーブルに伏せて寝ていた。

私はその場を通り過ぎようとしていたその時。

翔太「お前さ俺から離れんのかよ。離れないって言ったじゃねぇか。あの言葉嘘だったのかよ。」

私の肩がビクっと動いた。

翔太さんの方を恐る恐る見ると寝言を話していたようだった。

「寝言か・・・」

きっと辛い夢を見ていたんだろう。

私は起こさないように近くにあったタオルケットを手に取り、翔太さんの背中へかけてあげた。

その後部屋でくつろいだりお風呂へ入ったりしてから私も眠りについた。