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なんか調子狂う。
翔太さんの後ろを少し離れてついて行く。
あんまり距離近すぎるのも違うし、程々の距離を保たないと。
下を向いて歩いてたから前から来た車に気が付かなかった。
翔太「わ!あぶな!」
そう言って私の腕を引っ張って気付けば翔太さんの腕の中へ。
翔太「お前さ前くらいちゃんと見て歩けよ。車通るんだから。俺が気付かなかったらお前車とぶつかってたぞ!」
「・・・すみません。」
翔太「まぁ何もなかったからいいけど。」
そう言って離れた身体。
翔太「俺道路側歩くからお前歩道側歩け。また同じようなことあったら危ねーから。」
翔太さんの言う通り歩道側を歩く。
隣には翔太さんが。
なんか並んで歩くのくすぐったい気持ち。
でもこういうのって言葉に出さないけど翔太さんなりの優しさなんだろうな。
横を見る訳にも行かず、ただただ前を向いて歩いていた。
しばらく歩くとお店に到着した。
翔太「ここが生活用品とか家具製品とか売ってるとこ。一応中見てみる?何か欲しい物あるかもしんないし。」
「はい。」
すごい!お店の中大きいし広い!
それに種類もたくさんあるしいいかも。
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作者名:Jasmine | 作成日時:2023年12月5日 8時