12 ページ12
「大丈夫です。なんか羨ましいなって思っただけなんで。私でも親友と呼べるような友達いないんで。しかもこっちに出て来ちゃったので尚更誰もいなんで。」
蓮「俺達がいるでしょ?ここに入ったからにはもう俺達は仲間でしょ?」
「そういうふうに言ってくれて嬉しいです。ありがとうございます。」
蓮「はい。コーヒーできたよ。どうぞ。」
「いただきます。美味しいです。」
蓮「良かった。お口に合うみたいだね。」
「はい。」
そこへ目を覚ました翔太さんが起きて来た。
翔太「あー頭いたっ。」
蓮「飲み過ぎたんでしょ?ほら水飲みな。」
翔太「サンキュ。」
水を一気に飲み干した。
翔太「俺部屋でもう一回寝て来るわ。」
蓮「はいはい。おやすみー。」
翔太さんは自分の部屋へと入って行った。
蓮「Aちゃん今日は何する予定?」
「仕事始まるまでまだ1週間先なのでそれまでに少しでもこの周辺散策してどこに何があるのか覚えておこうかなと。」
蓮「じゃあさ、俺暇だから案内してあげるよ。」
「でも、いいんですか?」
蓮「俺に気遣ってんの?」
私は頷く。
蓮「気遣わなくていいよ。じゃ10時くらいに出発するようにお互い準備しよ。」
277人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Jasmine | 作成日時:2023年12月5日 8時