Long-distance love

season27 ページ31

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〜ケンチside〜









あの1件があってから、結局啓司とはわだかまりが出来たまま。









遠距離恋愛でなかなか会えないということもあってか

せなが生活リズムを朝型に戻して俺に連絡を返してくれてるのが分かる。









朝起きて、"おはよう"のLINE。


2分も経たない内に、返信がせなからくる。









あんだけ美人なんだから
他の男に口説かれたりしてないかが、心配…









モテるだろうし……









らしくないな、俺。笑









〜in 楽屋〜









相変わらずメンバーが俺と啓司を気遣ってるのが伝わってくる









啓司の過去が過去とはいえども、

こんな優しくて周りを見れるせなのことを試そうとしたことが俺は理解できない。









ケンチ｢なぁ、啓司｣






啓司｢…んだよ｣






ケンチ｢今日…飯行かない？？ちゃんと話したい。今なら俺冷静に啓司の話も聞けるから｣






啓司｢は？めんどくせぇ〜｣









その会話を聞いていた哲也が





哲｢めんどくせぇてなんだよ、お前｣





啓｢は？笑。哲也は関係ねぇだろ｣




哲｢大事な彼女にあんなことされてでもお前の本心聞こうとしてるケンチの気持ち踏み滲んなよ！！！
どこまでも最低だな…見損なったわ……｣




啓｢仕事はしっかりこなしてんだからいいだろが。
気分悪いからここ出るわ俺。じゃ。｣









そう言い残すと啓司は楽屋を出ていってしまった。









哲｢せなちゃん、すごくいい子なのに…
なんで啓司には伝わんねぇんだろ…｣





ケンチ｢……巻き込んで、ごめんな。｣









もう俺たちは修復不可能なのだろうか。









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