Long-distance love

season26 ページ30

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ロビーに着くと









ケンチ｢あ！せな｣








飛びっきりの笑顔で私を出迎えてくれた









｢ケンくんお疲れ様｣









昨日のことがあってか、今日は私が先に部屋のカードキーを預かりケンくんの部屋へ。









今日で一緒にいれるの最後か……



"遠距離恋愛"

そんな恋愛したことなくて少し不安になる。









ガチャ。









｢おかえりなさい。て、違うか。ケンくんの部屋やし。(笑)｣






ケンチ｢ただいま。笑｣









明日からまたしばらく会えない…

寂しいなと考えていると私の体は勝手に動いていた。









ぎゅー









ケンチ｢ちょ…せな？？｣






｢明日から会えんくなるから、ギューしたくなった｣









我ながら、こんなきつい顔して甘えるって…

なかなかのギャップ。笑









ケンチ｢せなが可愛すぎて、俺余裕ないわ……そんな可愛いことされたら東京戻りたくなくなるじゃん。｣









そう言って私を抱きしめる腕に更に力が入るケンくん…









時間はあっという間に過ぎ、

ケンくんは東京へと帰った。









今日からまたいつもの日常に戻る。









スタートした、私たちの

"遠距離恋愛"









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