Long-distance love

season43 ページ48

*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜









〜ケンチside.〜









不意打ちのいってらっしゃいのちゅーとか



ほんと朝から可愛すぎんだよ、せな…









ピロン






家を出た瞬間にLINEの通知が1件。









せな:ケンくんお仕事ファイト〜♡









こういう何気ない気遣いとか

2人になった時にだけたまに甘えてくるところとか





せなはギャップだらけで
どんどん惹かれていく自分がいる…









楽屋に着くと一番乗り。






2人で昨日撮った写メを見返していた




ケンチ｢ほんと、俺には勿体ないくらい美人だわ｣






ボソッとらしくない独り言。









ガチャ。







哲｢ケンチ、おっは〜｣




ケンチ｢おはよ。昨日ベロベロだったよ、哲也(笑)｣




哲｢いや〜昨日は呑んだ呑んだ｣




ケンチ｢せなのことこしょばしたのとか覚えてる？？笑｣









すると哲也がニヤニヤしながら









哲｢嫉妬ですか〜ケンくん♡笑｣





ケンチ｢お前、やめろよ(笑)その呼び方｣




哲｢ケンチほんとせなちゃんのこと好きだよね

ケンチと付き合い長いけど
こんなデレデレなケンチも、周りに彼女自慢するケンチも初めて見たわ〜

てっちゃん嬉しい！(笑)｣









哲也はいつも通りコーヒーを入れながら
俺をからかってくる









哲｢はい、コーヒー。あげる
てかさ、同棲とかしないわけ？？？

あんな美人でいい子と遠距離してたら不安ならない？
あ〜俺も若い子と付き合いてぇわ〜｣









せなと同棲か〜









ケンチ｢そういえば昨日せなベロベロでさ、

"ずっと一緒がいい。東京住みたい"ってらしくねぇこと言ってたわ…｣





哲｢のろけうざ。笑

でもさ、真剣に話して見れば？？同棲のこと。｣









俺もせなとずっと一緒にいたい


毎日家に帰ってせながいたらどんだけ幸せか…









ただ、東京に来ればせなは頼れる人俺しかいないわけで


大阪にいる友達、仕事を辞めさせてまで同棲とかどうかと思うし…









哲｢あのさ、せなちゃんに夜の仕事辞めて欲しいとか思わないわけ？？ケンチは｣









*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜

season44→←season42

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す