Long-distance love

season16 ページ20

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啓司side.









ツアーのリハーサルも無事終わり、久しぶりにケンチと2人でサシ飲み。









｢｢お疲れーぃ！！！！｣｣









啓｢ケンチなんか最近すっげぇ楽しそうじゃん。笑｣





ケンチ｢いやさ〜久しぶりに片思いしてるんだよ。アラフォーにもなって…笑｣






啓｢どこのどいつだよ。笑｣






ケンチ｢それがさ〜…キャバ嬢なんだよね。大阪の…距離が遠いって辛いわ〜。見た目は高飛車そうなのに面白くて、めちゃくちゃいい子なの！｣





啓｢お前……気をつけろよ……｣








"キャバ嬢"




それだけで、俺の中で印象が悪くなる。



高飛車そうに見えていい子？？



絶対作ってるだろ、中身……









啓｢2年前の俺の元カノ覚えてる？？｣



ケンチ｢……覚えてるよ。カレンちゃんでしょ？｣



啓｢そだよ。信じてたのに散々俺、コネクションの為に使われただけだからな〜｣









俺も、元々キャバ嬢と付き合っていた。

出会いはケンチと同じく店での出会い。









完全にコネクションとして使われていた。









"騙された−"









セカンドはこれからって時なのに、もしその女がケンチのこと週刊誌に売ったら？？






世間にキャバ嬢と付き合ってるEXILEってレッテル貼られたら？？









今までの俺らの努力…









そんなことを考えながらケンチと酒を交わした。









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