はじこい（山下）※ ページ2
『ねぇ、せんせ。今日うち泊まっていけば？』
夜道を送ってくれた先生に親がいなくて怖いからと理由を付けて上がってもらった部屋
「馬鹿言ってんな」
『だって私一人なんて怖いし』
「戸締りはした」
『先生と一緒に寝たい』
「はぁ……A」
『ねぇお願い』
呆れても怒っても一時的でもなんでもいいから私を見て欲しくて、懇願するように先生を見た
するとギジリとベッドが沈んだと思ったら瞬間、背中に付いたベッドの感触と目の前には先生がいて
「A、俺はお前が生徒じゃなかったら普通に抱けるような男なんだよ」
鋭い瞳が私を見下ろす
『それでもいい。先生がどんな人でも私は先生が好き』
すると眉根を寄せた先生の顔が近づいてきて私の首に顔を埋めた
「くそ……お前のそれ、狡いだろ」
耳に響く声
『ずるくなんか、ないよ』
覚悟はできている。ドキドキと揺れる心臓と顔も体も熱くて
先生の唇が首筋に触れた瞬間、ちゅっという音と共にチクリとした痛みに思わず声が出てしまって、ゆっくり体を起こした先生が私を見下ろした
「予約しとく」
『え……？』
「だからそれまで他の男に触らせんじゃねぇぞ」
そう言って首を人差し指で撫でた先生
『せんせ、い……？』
「じゃあな、ちゃんと寝ろよ」
ぐしゃりと頭をひと撫ですると部屋を出て行った
ドクリドクリと揺れる心臓にそっと自分の首に触れてみる
ゆっくりと立ち上がって鏡の前に立てばはっきりとした紅い跡があって
――予約しとく――
『っ……』
先生の言葉が感触が再び体を熱くした
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山下先生×女子高生
長編「先生が好き」を書いている時にこんな話入れたいなぁと思って入れられそうにもなかったものです。行き場をなくしたのでここであげます
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成田(プロフ) - 結衣さん» 初めましてこんばんは。ご指摘ありがとうございます。そうですね！直させていただきました！ (2019年5月28日 21時) (
レス) id: d5fb161253 (このIDを非表示/違反報告)
結衣 - はじめまして(*^^*) いきなりすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 プリレジェ(京極 竜)のここの部分 目の前に立てばゆっくりの彼女の顔が上がった これ正しくは目の前に立てばゆっくりと彼女の 顔が上がったではないんでしょうか？ (2019年5月28日 16時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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