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▽ ページ47
家に帰ると早速ケーキ作りから始めて。勿論信虎くんにも手伝ってもらった
簡単に作れるレシピだけれどケーキなんて作るのは久しぶりで、オーブンから出したスポンジが綺麗にできていてホッとした
「Aーまだ混ぜんの?」
『うん。もう少し固くなるまで』
信虎くんには生クリームを混ぜてもらってその間に苺を切って
「あ、苺美味そう!食べたい!」
口を開ける信虎くん
『えーなくなっちゃうよ』
「一個だけ」
『まぁ信虎くんのケーキだからいいけどさぁ』
しょうがないなと一つ指で摘むと彼の口に入れた
「うまっ」
『もうおしまいね』
「なんか、今日のA優しい」
『そうかな』
特別優しくしているつもりはないんだけど
『誕生日だからじゃない?』
そういうことにしておいた
「誕生日すげぇ」
『ね。あ、もう生クリームいいんじゃない?』
「はい」
『ありがとう』
信虎くんから生クリームのボウルを受け取るとデコレーション用に絞り出し袋に入れた
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