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▽ ページ33
昨日は私がソファで寝て
「おはよ!」
目を開ければキラキラとしている元気な信虎くんの顔が映って毛布を被った
『おはよ、元気そうでよかった』
「うん。Aのおかげ。ありがとう」
『どういたしまして』
元気になったのはいいけど朝から眩しい
「起きないの?」
『起きるけど』
布団から出ている私の髪を指に絡ませて遊んでいる彼にくすぐったくて
布団から目までを出せば合った瞳と笑顔の彼
ソファからゆっくり起き上がると少し痛い体に伸びをして布団から出た
『もう熱はないの?』
「うん!バッチリ!」
洗面所に行く私に付いて来る信虎くんは本当にもう風邪が治ったようだ
『歩夢くんに連絡した?』
「した!」
『あまり心配掛け過ぎないようにしなね』
「はーい」
そう言って歯を磨けば、ふと自分の発言に
『ほんとに信虎くんのお母さんみたいじゃん』
と自分で自分を突っ込んでしまった
「えーAがお母さん?」
不服そうな彼の声を聞きながら今度はリビングに向かって、化粧をして
その度に付いて来る信虎くんにやっぱり私お母さんみたいじゃんと思った
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