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「はぁ…ったく」
『だってしょうがないじゃん！わからないものはわからないんだもん！』
「開き直ってんじゃねーよ」
そう言うと手のひらを見せてきた公平
『何？』
「教科書！！」
『はいっ』
そんな怒らなくてもいいのに
思わず勢いで返事しちゃったじゃないかと数学の教科書を鞄から出して渡せばペラペラとページをめくった公平がそれを開いて机に置いた
「まずこの最初の初歩的ミスは自分で計算し直せ！そんで問いニのこれはここの式だろ！」
『…公平がまともに見える……』
「いいからやれよ！」
開かれた教科書を手に取ればサボテンと亮も覗いてきて
『うーん…』
「いいか？まずここのXを出す為にこの式を使うんだよ」
『んー？』
「あー、なるほど。これ当てはめれば出るのか。ちょっとA書くもん貸して」
『はい』
教科書とテスト用紙を見ながら紙の端に計算式を書き出したサボテン
「そんで次はこっち」
指を差す公平にペンが進んでいるのはサボテンだけで
『どうしよう公平。全然わかんない』
「俺も」
「なんでわかんねぇんだよ！」
「お、これであってんじゃね？」
「あぁ、正解」
「よしっ！」
ガッツポーズしたサボテンに焦り始めた
『サボテンずるい！公平もう一回ゆっくりちゃんと教えて！』
「公ちゃん俺も」
「お前ら小学生からやり直してこいよ！あー面倒臭ェ。サボテン、お前が教えろ！」
「いや、俺も教えるのはちょっと……」
「なんっなんだよ！お前ら！！」
結局、私達がわかるように教えてくれた公平は何故か最後疲れ切っていて、もう絶対に教えねぇとソファに項垂れた
『公平、まだ他の教科もあるんだけど』
「……」
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お前ら馬鹿ばっかだな！とキレる教養が身に付いている天下井くんを書きたかっただけです
まさかの一つに収まらず区切りがおかしくなってしまいすいません
それとビンゾーくんの長編、もう一週間以上も前から書き始めているのに思いつく題名のセンスが酷すぎてＵＰできず…です…
私にセンスをください
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成田(プロフ) - evifryさん» こんばんは。コメント嬉し過ぎてニヤニヤが止まりません。ありがとうございます！ビンゾーくん長編も読んでくださっているんですね！嬉しいです！轟くんの長編、そんな嬉しい事言ってくださるなんて…！少し落ち着いたら頑張って続きを考えてみようかなと思います！！ (2022年12月12日 23時) (
レス) id: 4c44710d84 (このIDを非表示/違反報告)
evifry(プロフ) - コメント失礼します…成田さんの愛されがとっても好きで、ビンゾーくんの長編も更新すごく楽しみにしている者です。轟洋介の長編、是非機会がありましたら公開していただければと思います…！何卒…！何卒よろしくお願いいたします…！！！ (2022年12月12日 18時) (レス) @page19 id: 5d6115b8aa (このIDを非表示/違反報告)
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