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「ったく、俺が妬かないとでも思ったわけ?」
釣りが終わると轟くんと別れて歩き出した私達
手はぎゅっと握られたままで、若干怒っているような気もする
『だって、全然そういう素振り見せてくれないし、私のこと本当に好きなのかなぁって』
そう言えば「はぁぁ」と大きなため息を吐いた有剣
「まぁ確かに。確かにそういう素振りは見せないようにはしてる。だって余裕ねぇとかダセェじゃん?」
『そんなことないと思うけど、』
「俺だって好きな女の前ではカッコつけてぇの」
その言葉に胸がキュッとなって
「今日の轟のもそうだし、鳳仙の奴らもそう。シダケンのパーカー借りたことは結構根に持ってるからね」
『え!?』
まさか。あの時は全然普通だったじゃん
「ま、あれよ。Aが思ってるより俺はAのことが好きだっつーこと」
そう言って笑った有剣はやっぱりかっこよくて胸の奥がキュッと鳴った
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成田(プロフ) - evifryさん» こんばんは。コメント嬉し過ぎてニヤニヤが止まりません。ありがとうございます!ビンゾーくん長編も読んでくださっているんですね!嬉しいです!轟くんの長編、そんな嬉しい事言ってくださるなんて…!少し落ち着いたら頑張って続きを考えてみようかなと思います!! (2022年12月12日 23時) (レス) id: 4c44710d84 (このIDを非表示/違反報告)
evifry(プロフ) - コメント失礼します…成田さんの愛されがとっても好きで、ビンゾーくんの長編も更新すごく楽しみにしている者です。轟洋介の長編、是非機会がありましたら公開していただければと思います…!何卒…!何卒よろしくお願いいたします…!!! (2022年12月12日 18時) (レス) @page19 id: 5d6115b8aa (このIDを非表示/違反報告)
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