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『…クロ先輩』
「何？」
『潔子さんのところに行きたいんですけど』
「僕は長ズボンを履いてほしいんですけど」
『そんなこと言ったって持ってませんもん。早く離してください』
「嫌です」
そんなやり取りをしているとぞろぞろと食堂に入ってきた他の学校の奴ら
「何してるんですか、黒尾さん」
その声に振り返れば赤葦がいて
『あ、赤葦くん――…！！』
言いかけたAがビクリと体を揺らした
「どうした？」
『え、あ、えーっと……木、兎さん、ですか。誰かと思いました」
確かに風呂上がりの木兎は一瞬誰だかわからないなと納得するけど
『かっこいいですね、木兎さん』
次の瞬間Aから出た言葉に思わず、「えっ」という声が赤葦と重なった
「ヘイヘイヘーイ！聞いた赤葦！俺かっこいいって！」
「ちょっと黙っててください」
『クロ先輩、これはデジャブですね』
「俺ん時かっこいいとか言われなかったけど」
『西谷も合わせて三人並んだら面白そうですね』
Aの言葉に確かにあいつも髪上げてたなと思っていれば、ポンっと叩かれた俺の肩
「そろそろAのこと離してくれないかな？黒尾くん」
そこにはニッコリと笑った烏野の主将、澤村くんがいた
「いや、だって澤村くん、この子さー」
「わかってる。そういうの気にしない子だってわかってる。それより清水がスゲー怖いから」
その言葉にキッチンの方を見れば包丁片手に俺を睨んでる清水さんの姿
いやいやスゲー怖いんだけどあの人。なんなの？俺悪いの？
「な？」
澤村くんの言葉にハァとため息をついて、Aに巻いていたバスタオルを外せば
『わ、大地さんすごーい！ありがとうございます！』
自由になったAは清水さんの元に駆けて行った
「え、黒尾さんちょっとあれ短すぎません？」
「だよな」
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成田(プロフ) - ゆんさん» わー！嬉しいコメントありがとうございます！！この後もどんどん潔子さんと絡んでいきますので楽しみにしてくださると嬉しいです(*^^*) (2022年8月18日 10時) (
レス) id: 4c44710d84 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - すごい読みやすくて好きです(*´∇｀)夢主と潔子さんの絡みがすごく好きです♥️ (2022年8月18日 1時) (レス) id: d0dd043faf (このIDを非表示/違反報告)
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