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「A!?」
美人なお姉さんだった
『会いたかったです!潔子さん!!』
ぎゅっとその女子に抱き着いて離れないAさんに、何がどうなってるのかわからない俺
「あれ!?うお、Aじゃん!」
「は?なんでお前ここにいんの?」
背の低い奴と坊主が驚いて声を掛ければ
『うるさい!今潔子さん充電中だから静かにして!』
まだ離れないAさん
「A、転校先ってもしかして音駒だったの?」
『そうです!!』
「それで、ここにいるってことはマネージャーやってるの?」
『はい!!』
「へぇ!凄い偶然だな!A!」
「まさか音駒だったなんてな!」
女子に抱き着くAさんとその二人を囲む男二人。なんなんだあの光景は……
「A」
『あ、大地さん』
するとやっと顔を上げたAさん。確か向こうの主将だよな、あの人
「本当に音駒でマネやってたんだな」
『そう言ったじゃないですか!』
抱き着いたままのAさんと話すその人
「大地から聞いた時は嘘かと思ったよ」
『そんなんで嘘つきませんよ!」
「久しぶりだな、A」
『あ!旭さん!!』
烏野のメンバーに囲まれてキラキラと目を輝かすAさんは、俺が知っているAさんとは違くて
「ほら、早く体育館行くぞ」
『はい!』
ただただ嫉妬した
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