標的73 ページ33
『ま、とりあえず頑張って。特別に来てやったんだから』
「何それ、ムカつくんだけど」
いつまでも続きそうな挨拶代わりの口喧嘩を止めたのはチェルベッロ。
ヴァリアー側はもう待機してるからね。
そして、ついにチェルベッロ達が説明を始めたのである。
「これが雲の守護者バトルの戦闘フィールド、クラウドグラウンドです」
「何ということだ…運動場が!!」
「ガ…ガトリング!?」
フィールドは何かの鉄線で囲まれている。
そして、極めつけには8門のガトリングらしきもの。
戦う以前に立ってるのも難しそうだな。
「雲の守護者の使命とは、なにものにもとらわれることなく独自の立場からファミリーを守護する孤高の浮き雲」
「ゆえに最も過酷なフィールドを用意しました。四方は有刺鉄線で囲まれ、8門の自動砲台が30m以内の動く物体に反応し攻撃します」
「また地中には重量感知式のトラップが無数に設置され、警報音の直後爆発します」
「まるで戦場ではないか!」
それぞれ30mってことは…真ん中の数mの間しか安全地帯じゃないってことか。
そこに行くにも地面には無数の地雷。
了平先輩の言うように戦場、いや戦場でもこんな酷くはないだろう。
あの機械は壊れたところでどうでもいいけど雲雀が心配だな。
その時、隣から煽るようなレヴィの声が聞こえた。
「怖けりゃ逃げろ。てめーらのボスのようにな」
「ししし」
「ふざけんな!!10代目は逃げたんじゃねぇ!!!」
「ツナは来る必要ねーのさ。雲雀はうちのエースだからな、あいつは負けねーって」
本当だ。今気づいたけどツナとリボーンがいない。
修業を完成させるために来てないのかな。
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ユメ(プロフ) - 吸血蝶さん» おかえりー!ぜんぜん大丈夫だよ~ (2017年8月16日 19時) (レス) id: 5b1c909768 (このIDを非表示/違反報告)
吸血蝶 - ただいま!!帰って来ました!!!これからは返信出来ます!!!ごめんね!!! (2017年8月15日 21時) (レス) id: e29e369563 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ(プロフ) - 吸血蝶さん» そうだよね! おっけーです!大丈夫だよ~ (2017年8月12日 21時) (レス) id: 5b1c909768 (このIDを非表示/違反報告)
吸血蝶 - うん。確か五巻くらいだったはず!!! それと、塾の合宿で15日まで返信出来ません!!!ごめん!! (2017年8月11日 0時) (レス) id: e29e369563 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ(プロフ) - すみません!旅行中なので更新できないです(現在車内)。といってもそこまで遠くないので日帰りですが…。明日は遅くなるかもしれないけど更新します~ (2017年8月10日 23時) (レス) id: 5b1c909768 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユメ | 作成日時:2017年6月4日 20時