Day １５ ページ16
約束の時間の30分前。すでに暗くなっている外。土曜日。
「あら、お泊まり？」
「うん。真未の家！久しぶりにおいでって」
「あら、そう。気をつけてね」
「はーい」
大親友の飯田真未に口裏を合わせてもらい。何とか誤魔化すことに成功した。
真未とは小学生のときからの仲で、こうしていきなり泊まることになってもお母さんは何も言わず送り出してくれる。
真未にも紫耀くんのこと報告しなきゃ。……あ、でもソフレなんて言ったら心配されそ。
バスタオルやかさばるものは、紫耀くんが用意してくれるみたいで。いつもより小さめのバッグを持ち、私は家を出た。
ー「あ！AちゃんAちゃん！」
「紫耀くん！」
Ｗ駅には、手を擦りながら待つ紫耀くんがいた。待ち合わせなんて決めてなかったから、まさかいると思わなかった！
私を見るなり、ひょいとバッグを軽々しく奪い。そのまま車道側を歩き、振り向いた。
「今日はビーフシチューやで」
あまりの爽やかさに。気のせいだけど、まるで紫耀くんの周りにキラキラとエフェクトがかかったようだった。
「はい、これ先に渡しとくね」
家に着くなり、手渡されたのは茶封筒で。わけがわからず中身を確認すれば、我らが諭吉さんが見えた。
……うわー、何か同年代の子からお金取るの気が引ける。ごめんね！私もお金が必要なんだ！
「ありがとう。頑張ります」
「頼んだわ〜」
紫耀くんは、美味しそうな匂いを漂わせるビーフシチューを盛り付けていく。私はドレッシングや飲み物の準備。
「…………」
前より意識してしまうのは──青い布団がかけられたベッド。あれ？こんな存在感あったっけ？
「どしたん？シーザードレッシングやだ？」
「へ！？いやいや！大好き！」
またもおかしな返事をしてしまった。いや質問もおかしい。紫耀くんって、面白い。向かい合って食べるご飯は、やっぱりレストラン並に美味しかった。
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いずみ(プロフ) - え〜！？続きめちゃくちゃ気になります〜(笑)楽しみに待ってます☆いつも素晴らしい作品ありがとうございますo(^o^)o (2019年6月19日 22時) (
レス) id: 9ff5b36738 (このIDを非表示/違反報告)
なー(プロフ) - すごく楽しみです！！ゆっくり、思いついたときにでもお話を書いていただけると嬉しいです(*^o^*) (2019年5月14日 13時) (レス) id: 3cdd23f11d (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 初めまして！作品残しといてくれてありがとうございます!!!この作品好きです!!また落ち着いたら続き読ましてください！楽しみにしてます♪ (2018年9月20日 23時) (レス) id: 4d0c37ce82 (このIDを非表示/違反報告)
織愛(プロフ) - れなさんさん» いつも丁寧な返信ありがとうございます！すごく嬉しいです(;_;)いつまでも楽しみに待ってます！！(*^^*) (2018年6月27日 8時) (レス) id: 0980741040 (このIDを非表示/違反報告)
れなさん(プロフ) - 織愛さん» 織愛さん、いつもありがとうございます(*^^*)とっても嬉しいです(涙)！時間はかかると思いますが、どうか完結までよろしくお願いします。やっぱり消さないで良かったなぁ(しみじみ) (2018年6月25日 18時) (レス) id: c72a49e4f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れなさん
| 作者ホームページ：れなちゃん(@pinky_lovers98)さんをチェックしよう https://twitter.com/pinky_t17?s=...
作成日時：2018年4月12日 18時
