ジェヒョン先輩はよく分からない (ページ9)

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その日の夜、私がリビングのソファーでスマホをいじっているとインターホンが鳴った。

ドアを開けるとそこにはドヨンオッパが。

最近というか一年以上私の部屋に遊びに来ていなかったのに。
まさか合コンに行った事怒られる？
言ってなかったけどオッパ、過保護なんだよなあ。

〈おい、A〉

まてこのオッパの顔を見る限りこれはキレているな…

「合コンの事で説教しに来たの？」

オッパはあまりにも過保護すぎるからいつになっても彼女ができないんだ。

「合コン行ったのはオッパと同じ数合わせだって。それに私をいつも妹のように大切にしてくれるのはありがたいんだけど、私もう20に近い歳だよ？私なんか放っておいて早く彼女作りなよ…」

小さい頃からいつも私を最優先してくれたオッパにはそろそろ私から離れて幸せになって欲しいなあ

〈Aまじかよ…〉

顔を手で覆い隠すオッパ。
どうしたんだろう。やっと私がオッパ離れできると思って嬉しいのかな。