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グレイグはエースに、自分の家族の話を聞かせてくれた。
「私の母親と父親は仲が良かったんだけど、父親が亡くなった時、私とゼシカと母親は一緒にいたんだ。父親がいなくなっても、母親は彼のことを忘れられなかったんだよ。私たち兄妹が少し大きくなった時、父親と母親は私たちが生まれてきてくれてありがとうって言ってくれたんだ。だから、エースや鬼の子、海賊王の息子だろうと、関係ないんだよ。私たち兄妹が一番望むのは、母親が幸せになることだからね。だから、シャンクス。母親を愛しているなら、彼女を幸せにしてくれよ。お願いだよ。母親は長い間苦しんできたんだから」
「分かった。本カエデの気持ちを聞いたら幸せにしてやると誓ってやる」とシャンクスは言った。
ある日、グレイグの話を聞いたマルコ、イゾウ、サッチ達は、彼に謝罪した。一方、シャンクスとエドは、カエデに好意を持っていたため、謝罪はしなかった。
カエデは寝言で、ロジャーに会いたいと口にした。
赤髪「会えねだろう」
エース「バカ、親父だよ」
エド「愛した者同士なんだ！仕方ないよ」
赤髪「そうだな」
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作者名：心羽 | 作成日時：2023年11月28日 20時
