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下の階の女子トイレで泣いているハーマイオニーのそばで背中をさすっているとルーナがやって来た。
ルーナ「ハーマイオニーに未玖、お疲れ様」
ふんわり笑うルーナ。
ルーナ「マートルがいるのかと思ったら、2人だったからびっくりしたよ」
「ロンがね、ちょっと…」
ルーナ「…ロン？ーーあの人、ちょっと酷いことがあるよね、あたし去年気付いたもン」
ぴしりと指摘したルーナに未玖は少し目を見張った。
のんびりしているようで、よく見ている。
ルーナと未玖に慰められたハーマイオニーは少し回復したようだ。
ハリーと合流して、ハーマイオニーは次の授業へと去っていった。
未玖自身も、授業があったのでハリーとルーナと分かれて教室へ向かった。
＊
夕食の時間、グリフィンドールの席へ向かう途中、未玖は不意に呼び止められた。
振り向くと、背の高い黒人の生徒。
「なあに、ザビニ」
ザビニ「おいおい、ブレーズって呼んでくれよ」
「気が向いたらね」
ザビニ「つれないねぇーーま、そんなことより8時に待ち合わせだから、頼むぜ？」
「ええ、オッケー」
そう、未玖のパートナーはスリザリン生でドラコとも友人のザビニだ。
未玖と彼にひらりと手を振って、ハーマイオニーの席へと向かった。
近くにはハリー、ロンや、ラベンダー達もいる。
パーバティ「コーマック・マクラーゲン、なの？」
ハー「そうよ、もう少しでキーパーになるところだった人よ」
ハーマイオニーが反撃に出ているところだった。
明らかに衝撃を受けた様子のロンは無視して、パーティーの支度へ向かうと言ったハーマイオニーに手を振る。
ハー「あら未玖、またパーティーで会いましょう」
「またね」
ハリーの隣に座ると、静かに彼は口を開いた。
ハリー「女の人って…復讐の為ならどこまで深く身を落とすことが出来るの…？」
ハーマイオニーの言動と様子に恐怖を感じたのだろう。
「まあ、人によるけどーーー…堪忍袋の緒がきれたんじゃない？」
理由も言わずに当たり散らされた上、彼女をつくってべたべたされたらーーー
未玖は軽食をつまんで、そそくさと立ち上がる。
「じゃあね」
ハリー「えっ、君も？」
「パーティーの支度があるし、向こうでも食べれるからーーじゃあ後でね、ハリー」
一瞬ロンの視線を感じたが、未玖は気にせずに女子寮へと帰った。
ザビニからドラコの情報を聞き出そうかと思っていたが、そんなことをせずともドラコに会うこととなった。
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はっさる(プロフ) - M.Sさん» はい！無理せずに頑張って下さい！ (2019年9月17日 12時) (
レス) id: 0296957bfe (このIDを非表示/違反報告)
M.S(プロフ) - はっさる様:ありがとうございます！そんな風に言って頂けるととても嬉しいです(^^)どんどん物語も後半に入っていきますが、引き続きお楽しみ頂ければ幸いです！ (2019年9月17日 12時) (レス) id: ff3e6ddaf7 (このIDを非表示/違反報告)
はっさる(プロフ) - いきなりのコメント失礼します！毎回更新されるのが楽しみです！夢主の設定や物語の進め方がとても好きです！毎回更新を楽しみにさせてもらってます！これからもご自身のペースで更新頑張って下さい！番外編の更新も楽しみにしてます！ (2019年9月14日 0時) (レス) id: 0296957bfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M.S | 作成日時：2019年8月23日 18時
