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直後、ジニーから、ドラコとチェイサーのベイジーが欠場というニュースを聞かされた。
ハーマイオニーもだが、未玖もハリーが先日の魔法薬学で手に入れた‘幸運の液体’を入れたと確信した。
その試合、グリフィンドールは破竹の勢いだった。
未玖もジニーも活躍したが、何よりロンが悉くセーブをして、ザカリアス・スミスの嫌味な解説は気にならなかった。
大勝利を収めたグリフィンドールの談話室はお祭り騒ぎだった。
そして何と、ロンとラベンダーが付き合いだした。
＊
ジニーが以前、ロンだけは付き合ったことがないから妹の恋事情に目くじらを立てるとブチ切れたことが引き金になったに違いない、というのが未玖とハリーの見解だ。
未玖は当然ハーマイオニーの側にいるようにしていたが、ハリーもロンからは少し離れているようだ。
ハリー「ロンといるとラベンダーが現れるんだよ」
うんざりした様子でハリーは言っていた。
ハーマイオニーは時間割が埋まっている為、授業の重ならない限りなかなか側にはいられなかった。
そして夜は談話室がロンとラベンダーの縺れ合う場所の為、図書館がハーマイオニーとハリーと未玖の集まる場所になっていた。
ハリー「未玖は？僕と行かない？勿論、友達として」
クリスマスのスラグ・クラブのパーティーには、ハーマイオニーがロンを誘うのをやめ、他と行くことにした為、ハリーが懇願するように未玖に尋ねた。
「…それがーー…」
底冷えする寒さがホグワーツにもやってくる中、スラグ・クラブのパーティーの日になった。
ハリーと共に仲直りの兆しを期待したが、4人で受ける変身術の授業で希望は遠のいた。
眉の色を変える練習で、ロンがどうやったのか見事なカイザルひげが生えたのをハーマイオニーは薄情に笑い飛ばした。
仕返しとばかりにロンは、先生の質問の度に椅子に座ってぴょこぴょこする真似をして、ラベンダー達を笑わせた。
「ロン、やめて」
ロン「何だよ、向こうが僕のこと笑ったんだ」
「貴方のカイザルひげは私も笑ったわ、ハー子じゃなくて私を貶めたら良いじゃない」
ハリー「未玖、頼むから君まで突っかからないでくれ」
ハーマイオニーは今にも泣きそうな顔になっており、未玖はロンの態度に苛々が止まらなかった。
ベルと共に、ハーマイオニーは学用品を残したまま飛び出していく。
「ロンってば、本当にいい加減にして！」
未玖は荷物をかき集めて、その後を追いかけた。
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はっさる(プロフ) - M.Sさん» はい！無理せずに頑張って下さい！ (2019年9月17日 12時) (
レス) id: 0296957bfe (このIDを非表示/違反報告)
M.S(プロフ) - はっさる様:ありがとうございます！そんな風に言って頂けるととても嬉しいです(^^)どんどん物語も後半に入っていきますが、引き続きお楽しみ頂ければ幸いです！ (2019年9月17日 12時) (レス) id: ff3e6ddaf7 (このIDを非表示/違反報告)
はっさる(プロフ) - いきなりのコメント失礼します！毎回更新されるのが楽しみです！夢主の設定や物語の進め方がとても好きです！毎回更新を楽しみにさせてもらってます！これからもご自身のペースで更新頑張って下さい！番外編の更新も楽しみにしてます！ (2019年9月14日 0時) (レス) id: 0296957bfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M.S | 作成日時：2019年8月23日 18時
