72-1:尋問官親衛隊 ページ4
セブルスの研究室へ行った翌日。
当然のように、アンブリッジが校長の掲示が至るところにされていた。
朝一番にアンブリッジに呼び出された真緒は、嫌な予感を抱えながら、以前からの彼女の部屋へと向かったーー校長室には入れなかったらしい。
「失礼します」
アン「おはよう、ミス土御門。これで揃ったわね」
真緒は部屋の中に並んでいる生徒達に目を走らせ、その中のドラコと目が合った。
お互いに目を逸らし、真緒はスリザリン生が殆どの召集された生徒らに、嫌な予感を高まらせた。
アン「ェヘン、皆さんには今日から尋問官親衛隊に任命します」
パンジー「それって何ですか？」
アン「魔法省を支持する、選り抜きのグループよ」
アンブリッジは歌うように答えた。
アン「尋問官親衛隊に加入した者には1人50点ずつあげます。それにーー生徒を減点する権限を与えます、相手が誰であろうともね」
アンブリッジの説明でその場にいた全員が加入を果たし、真緒もアンブリッジを目の前にして断ることはしなかった。
だが、皆が部屋から出るのを見送る。
ドラコが真緒をちらちらと見つつも部屋を出て行ってから、アンブリッジに向き直った。
アン「あら、どうかした？」
「殆どがスリザリン生ですが…何故私が選ばれたのですか？」
アン「貴女が優秀だからよーーーそれが、どうかした？」
「いえ、そのーー…光栄です、ありがとうございます」
真緒は微笑んでそう言うと、失礼しますと言葉を続けて部屋を後にした。
胸にある主席、監督生の2つの下に付けられた‘I’の銀バッジを真緒は無表情で見つめると、朝食を取りに大広間へと向かった。
ダンブルドアの逃亡話は、全校生徒が知っているようだ。
真緒はアンジェリーナ、アリシアとご飯を食べる。
朝から呼び出された話を簡単にした後、2人に羊皮紙を見せる。
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アンブリッジがバッジに細工している可能性もあるから、不用意なことは私の前では喋らないで。
盗聴機能付きなら一発であの女の餌食。
双子や、リーにも伝えておいて。
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アンジェリーナとアリシアと顔を見合わせて頷いた。
授業は離れて受けて、昼食は2人とリーと大広間へ向かう。
程なくして、凄まじい爆発音が外から聞こえてきた。
アリシア「これって…」
思わず立ち上がった4人は大広間の外へ、大凡の見当は付いているが、原因を確かめに向かった。
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はっさる(プロフ) - M.Sさん» はい！無理せずに頑張って下さい！ (2019年9月17日 12時) (
レス) id: 0296957bfe (このIDを非表示/違反報告)
M.S(プロフ) - はっさる様:ありがとうございます！そんな風に言って頂けるととても嬉しいです(^^)どんどん物語も後半に入っていきますが、引き続きお楽しみ頂ければ幸いです！ (2019年9月17日 12時) (レス) id: ff3e6ddaf7 (このIDを非表示/違反報告)
はっさる(プロフ) - いきなりのコメント失礼します！毎回更新されるのが楽しみです！夢主の設定や物語の進め方がとても好きです！毎回更新を楽しみにさせてもらってます！これからもご自身のペースで更新頑張って下さい！番外編の更新も楽しみにしてます！ (2019年9月14日 0時) (レス) id: 0296957bfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M.S | 作成日時：2019年8月23日 18時
