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翌日から始まったセブルスによる訓練は過酷なものだった。
午前中は2時間ぶっ続けの閉心術の訓練。
12時から1時間の休憩後、更に2時間服従の呪文を破る訓練。
15時から1時間の休憩を終えると、そのままマクゴナガルの元へと連れていかれた。
マク「おや、お疲れのようですね」
「ええ…まあ…」
げっそりとした顔の真緒に気の毒そうな視線をやるマクゴナガル。
マク「ーーでは、アニメーガスの訓練を行います」
＊
そうする内にNEWT試験結果と、それに併せて適性試験の案内も同封されていた。
闇祓い必須科目は全てO、薬草学、数占い学がEだ。
真緒は速やかにマクゴナガル、セブルス、そしてダンブルドアに結果を報告した。
マク「分かりました、では試験に向けて明日から訓練の時間を増やします。今日はもう休みなさい」
はい、と真緒は答えて校長室を出る。
扉が完全に閉まったのを確認したマクゴナガルが口を開く。
マク「ーー可笑しいとは思いませんか。通常こんなに短いスケジュールはありませんー…」
セブルス「…闇祓い局は、16年前に例のあの人が一度失脚してから慢性的な人員不足だからでしょうな、優秀な人材が一刻も早く欲しい」
マク「それにこの補足を見ましたかーーー…」
セブルスは指差された箇所に目をやる。
セブルス「…尚、訓練課程にかかる期間は、個人の進捗により異なるものとするーー…」
ゆっくりと読み上げたセブルスは、マクゴナガルを見た。
セブルス「ーー…見ものですな、彼女がどれ程の最短記録を叩き出すか」
マク「貴方もそう思いますか、セブルス」
私も同感です、と羊皮紙を受け取ったマクゴナガルが語気を強めて言った。
ダン「…セブルス、知っての通り彼女の原動力はドラコ・マルフォイじゃ。くれぐれもーーー…ドラコのことで彼女の心が乱れぬよう、用心せねばならん」
セブルス「…承知しました」
真緒の成長の勢いには、指導する2人の目を見張るものがあった。
セブルスの服従の呪文や閉心術に打ち勝つようにもなった、闇の魔術をかけるセブルスとの実践練習も相当な腕前だと彼は認めざるを得なかった。
変身術の訓練も同様で、杖一本で全くの別人に変身することも、その精度が上がってきた。
アニメーガスについては、日によって波があるものの、セブルスとの4時間に及ぶ気力を削がれる訓練の後だということを踏まえれば、現段階で求めるレベルとしては充分なものだとマクゴナガルは評価していた。
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はっさる(プロフ) - M.Sさん» はい！無理せずに頑張って下さい！ (2019年9月17日 12時) (
レス) id: 0296957bfe (このIDを非表示/違反報告)
M.S(プロフ) - はっさる様:ありがとうございます！そんな風に言って頂けるととても嬉しいです(^^)どんどん物語も後半に入っていきますが、引き続きお楽しみ頂ければ幸いです！ (2019年9月17日 12時) (レス) id: ff3e6ddaf7 (このIDを非表示/違反報告)
はっさる(プロフ) - いきなりのコメント失礼します！毎回更新されるのが楽しみです！夢主の設定や物語の進め方がとても好きです！毎回更新を楽しみにさせてもらってます！これからもご自身のペースで更新頑張って下さい！番外編の更新も楽しみにしてます！ (2019年9月14日 0時) (レス) id: 0296957bfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M.S | 作成日時：2019年8月23日 18時
