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マダム「何だってもう、こんなに沢山…！」
マダムポンフリーの怒りの声が聞こえてきた。
真緒は、ゆっくりと上体を起こし、先程より幾分かマシになっていることを実感した。
マダム「ミス土御門、目を覚ましましたか。これをお飲みなさい。もう自分で飲めますね？」
真緒が起きたのをすぐさま気付いたマダムがゴブレットを手渡した。
素直に受け取り、すぐさま飲んだ。
ドラコ「おい、真緒が起きているのか？！」
少し離れたところでドラコの声がした。
この薬を飲みなさい、という厳しいマダムの声にドラコが押し黙る。
マダム「それに、ミス土御門は絶対安静です！」
その時、六合の声が頭に響いた。
六合《間も無く、魔法省だ》
《未玖と、友達も死なせないで。顕現せずに最小限に力を奮いなさい。貴方がいることを相手に気づかれちゃ駄目》
六合《御意》
昨日の光線の数の割に回復している気がすると真緒は思いながら、ドラコの様子をカーテンの隙間から伺った。
《玄武、リーマス達が神秘部に向かっているか確かめてきて。それと天一、貴女の移し身の術が必要になるかもしれない。頼んでも良いかしら》
玄武の御意、という言葉が聞こえる。
天一《勿論です、主》
天一の優しい声も聞こえた。
天一《貴女は暫し、休んで下さい》
《ありがとう》
カーテンの隙間からはプラチナブロンドの後ろ姿しか見えない。
マダムポンフリーに薬を渡された飲み終えたようだ。
六合《神秘部についた、フードの…ルシウス・マルフォイ達から逃げている。悪いが、力を使う》
玄武《シリウス、リーマス、ムーディ、トンクス、キングズリーが連絡を受けた、向かっているーーーもう少しかかりそうだ》
六合と、その直後に玄武の報告があった。
周囲にバレないよう六合に釘を刺し、玄武は戻らせた。
ドラコ「ーー真緒」
「っ？！ーーーあ、ドラコ…」
頭の中で会話していたところを突然話しかけられ、真緒はびくりと肩を震わせた。
顔色の悪いドラコが目の前にいる。
「顔色が悪いけどーー大丈夫？」
ドラコ「僕はーー…ウィーズリーの末っ子に少しばかり呪いをかけられただけだ」
きっとかなり手厳しい呪いだったのだろうーードラコの目が若干泳いでいた。
ドラコ「そんなことより君が無事でよかった、そのーー…本当に、心配した」
「あー…それは、心配してくれて…ありがとう」
正直なところ、ドラコと話している場合では無く、青龍や六合達に現状を確認したかった。
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はっさる(プロフ) - M.Sさん» はい！無理せずに頑張って下さい！ (2019年9月17日 12時) (
レス) id: 0296957bfe (このIDを非表示/違反報告)
M.S(プロフ) - はっさる様:ありがとうございます！そんな風に言って頂けるととても嬉しいです(^^)どんどん物語も後半に入っていきますが、引き続きお楽しみ頂ければ幸いです！ (2019年9月17日 12時) (レス) id: ff3e6ddaf7 (このIDを非表示/違反報告)
はっさる(プロフ) - いきなりのコメント失礼します！毎回更新されるのが楽しみです！夢主の設定や物語の進め方がとても好きです！毎回更新を楽しみにさせてもらってます！これからもご自身のペースで更新頑張って下さい！番外編の更新も楽しみにしてます！ (2019年9月14日 0時) (レス) id: 0296957bfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M.S | 作成日時：2019年8月23日 18時
